10月25日(木) 対戦相手:基本
二子玉川
東急セミナーBE二子玉川でのパントマイムの先生仕事です。発表会に向けて、ひたすら生徒さんの作品を見てアドバイスする時間となってまして、ひとり一人にそんなに時間は割けないものの、一度アドバイスし出すといくら話しても足りないくらい色々と出てきます。だから今日見せてもらったのは二名!それ以外の皆さんには準備運動くらいしかしてないか?といったら大間違い。短い時間ですがテクニックもやっております。そのテクニックとは
重さ。
実践として頻繁に使われるテクニックですからね、今一度おさらいを。重さの秘訣は、実際に力を入れない事、ただそれだけです。リアルに力を入れると見てる人も力入ってしまいますし、あまり綺麗には見えないのです。肩が上がったり、脇が締まったり、本当に力を入れる際には大事な事もパントマイムでは不要なのです。むしろ演技を小さくしたりしますからね。で、後は
顔芸
を駆使して力を入れてるフリをする。歯も食いしばるし、目もひんむきますけど、飽くまで演技ね。やってるフリですから。あとは、持ち上げる時にゆっくり動かせば、その重さが重くなり、早く動かせば軽く表現されます。んで、重さの代表作
重量挙げ。
演技上での細かいアドバイスと共に、先生はしっかりと
ギャグポイント
もレクチャーしてますよ。マイムならではの不条理、そしてモノを使わないからこそ出来るナンセンスなどをね。さあ、一週間空いて次回のレッスンでは止め通し稽古となります。皆さんの作品もさる事ながら、全体の構成やら曲選びやら、そしてレッスンをいかに進めていくと効率的か?など指導者としての手腕が問われます。
目に見えない重さが肩にズッシリと圧し掛かってますが、コレは何?
▲「それは、『期待』ですよ。」って方、ポチっとな。プレッシャーとも言うね。