6月13日(金) 対戦相手:お祝いの言葉
ホテルMコスタ
平日ですが仕事です。披露宴の盛り上げ役ですが、最近あまりなかったダボーヘッダーでホテルに入ったのが太陽照り付ける昼前。出たのが心地良い風に月がなびく夜ですから
結構、拘束は長いのよ。
一本目の披露宴での事。中座中にするインタビューは定石通りお子さんからですが、おメガネに叶った10歳の男の子に、「大きくなったら何になりたいですか?」すると男の子は間髪いれず
「普通の人。」
確かにこのご時世、“普通である”事の方が無難であり、そして難しいのです。この子にとってはおそらくちょっとへそ曲がりな照れ隠しの為の言葉だったのかも知れません。まあまあ、この年頃には良くある事だしな。
「じゃあさ、大きい声で『おめでとう!』って言ってみよう。はい、どーぞ!」
なかなか言葉に出来ないのも、マイクから遠ざかろうとするのも、恥ずかしさ故の行動なのですが、この子、マイクから離れた位置で
「(そんな、人前で大きい声でしゃべったら)変態の人になっちゃうよ。」
そんな変態の人はこんな格好。
続いてのインタビューは新婦さんのおばさまです。新婦さんの小さい頃のエピソードをお話頂き「ではおふたりにお祝いの言葉をお願いします。」に
「チュカヨー。」
「はい、ありがとうございました~。」
「ねえ、お兄さん。『チュカヨ』って解る?」
「チュカヨ?チュカウよ…使うよ…、何を使うんですか?」
「これはね、韓国語で『おめでとう』の意味なのよ。」
「あー、そうなんですか。いえいえ、勉強になりました。ありがとうございました。」
するとおばさまも、すかさず「カムサムニダ。」その言葉にボクも思わず「マシイッソヨ。」と出てしまいましたが、これは
ごちそうさま!
の意味でした。それくらいしか知らんもん。ちなみに正解は「チョンマネヨ(どういたしまして)。」です。