4月17日(火) 対戦相手:まだまだあるよ、こんなネタ
一昨日の事
あまりにも楽しい事が多すぎてまだまだ書ききれていない事があったりして。言葉に頼れず、表情も使えないこの気ぐるったお仕事なのですが、とっさにリアクションしてしまうのはパントマイムが出来るとか出来ないとかいう部分を飛び越えて
芸人としての性(さが)
なのだなぁ、と実感してしまうのですよ。例えばこの牛さんの生まれはバーモント州だそうです。例によって「段差=ダンサー」のギャグを、出番が4回。往復で8回。全てパターンを変えようと考えまして、スタッフさんが「ここの段差があるから気をつけてね。」丁寧に振ってくれましたから、フラダンスを披露して「それはダンサー!」お約束も頂きまして、仕事現場に向かおうとした時にスタッフさんが「それはバーモントかなぁ?」
カレー食べ始めました。
はい、お客さんは誰も見てませんよ。もうね、頭が考えるよりも先に身体が反応してるんですね。アクティングエリアにおりますと、色んな注文が飛んできます。写真のポーズやら、お子さんからの無茶振りやら。「ドドスコやってー。」それが楽しんごさんのギャグだというのは知ってても、どんな動きのギャグかは知りません。ってか、知っててもやらないんだけどね。そこを裏切ってこその“笑い”ですから。んで、準備運動をしてそれから
「ちょっと待って。」
本当にボケを考えるための時間が欲しかったのですよ。ところが腕を組んで
「うーん。」
だけだとこの男の子が
「はーやーくー。」
ジレてきてますので、ちょうどペロって出ている舌を利用して、そこに両指を這わせ、濡れた指を頭の頂点でグルグルして座禅を組む
一休さんスタイル。
古ぅ~。お母さんにはめっちゃウケてます。お子さんはぽかーん。で、考えた挙句「ねー、ドドスコやってー。」に対してやったボケは
阿波踊りだった…。
うん、考えちゃダメだね。
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