いや、それは俺の台詞だってば。

９月２日（土）対戦相手：オーダー
池袋



西武池袋屋上にてバルーン屋さんでした。お越し頂きました皆さま、ありがとうございました！

午前中までの雨が嘘のようにお昼から晴れまして、しかも湿度が低くカラッとしてますね。こんな陽気にはお客さんも多くいらしてくれまして

指がつる程

作りました。練習してない不意のオーダーもしっかり作りあげましたよ。コウモリでしょ、ワニでしょー。



パパと一緒に来てくれた女の子。去年ここで一緒に撮ってくれた写真を見せてくれまして

「いやー、娘が『エディー。エディー。』ってずっと言ってたんですよー。」

嬉しいですね。今日もスペシャルな物をお作りし写真も撮りました。次は

来年会えるかな？



今日の帽子には秋の味覚であるブドウと共に、秋の代表でもある赤とんぼを。脚をカブトムシのように作ると、これまたリアルに気持ち悪い感じになりますな。この帽子、作るのに時間と集中力を要します。終了時刻である１７時の少し前に来た女の子２人。



「帽子作ってー。」

作れるよ。作れるんだけれども、終了間際で結構お疲れ気味なのですよ。そして作れるんだけれども、時間と集中力と手間と必要なのね。でもそんな事は女の子に言っても仕方ないので、大人の方便として

「この帽子、おっきいけど、持って帰れる？」
「持って帰るー。」

ママ達も合流しましたので、これまた大人の方便として

「電車でその帽子かぶって帰るんだよ。大丈夫かなー？」
ママ達は
「小さいのにしておきなさい。」
と乗っかってくれましたが、女の子達は

「だいじょーぶー。」

わかった。ラストまで力を振り絞って、帽子２個作りますよ！慎重にひとつを作り上げ、大きく深呼吸して、２つめに取り掛かります。途中割れる事もなく、無事に２個目完成ぇ〜。するとそこに弟くんとパパがやって来て、この絞りきったおじさんの事など全く意に介せず

「カブトムシ作ってー。」

カブトムシで良かった。これで帽子もうひとつと言われてたら、正直に断ってたもんな。カブトムシはバルーン４本使うけど、膨らましてひねるのは一本だけなのです。これならガス欠状態でも作れる、と思ってひねり出したら、女の子２人と弟くんは階段に座り、

「疲れたー。」

間髪入れず出た言葉。
「いや、それは俺の台詞だってば。」

はい、今日も作りまくったよ。気持ち良い気候、これからも続きますように。

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