ロッカールーム

芸人・エディーのオフィシャルサイト『GOODJOB』の闘う日記、その名も「ロッカールーム」。14年秋からコチラに引越し。

今まで何やってたん?

2004-09-09 01:25:00 | 日記・エッセイ・コラム
 9月9日(救急の日) 対戦相手:舞台装置
 新大久保

 ヒロさんのライブです。僕の仕事は舞台監督です。釘を使ってトンテンカンテン物を組み立てたり、ペンキで何かを塗ったり、そんな仕事は一切ありません。会場の設備を、そのまんま使って舞台を設営していきます。

 大きな作業は2つ。ひとつは舞台上にパンチカーペットを張る事。もうひとつは舞台の袖幕を外して吊りかえる事。パンチを張るために床に養生テープと両面テープを貼り付け、カーペットがズレないようにします。半年振りの舞台監督作業でして、テープを張った場所が、

 パンチからズレてた。

 幕を外す作業は、ちょっと大変です。いつもは背の高い脚立に上がり、幕の留め金をひとつひとつ外していきます。天井ギリギリの所での作業です。高いところがあまり好きでないので、この作業は真剣そのものです。片手で天井のバトンを掴み、もう片方の手で幕を外していくと、外した重みで握力が無くなって来ます。まさに命がけの作業と言っても過言ではアリマセン、ボクにとってはね。

 照明スタッフさんが照明機材を吊るバトンは、舞台の脇にある『操作盤』で、スイッチひとつで目の高さまで降りてきます。照明さんの仕込みが終わり、いよいよ、その難関の“幕外し”の出番がやって来ました。今日一日の大一番!この、幕の作業が終われば、僕の仕事の大半は終わったようなもんです。よーし、いっちょやるか。

 ふと、操作盤を見ると、“照明バトン”とか“舞台バトン”とか書かれているスイッチの中に“緞帳”の文字を発見。何気なく押してみると、これから外そうと思っていた幕が吊ってあるバトンが

 ウィーーーン

 下がりました。知らなかった。これって下がるんだ。今まで4年ほど舞台監督やらせていただいていますが、ここにきて初めてこんなシステムがあるって知りました。4年間の高いところでのドキドキは何だったの?

 煙と何とかは高い所に上りたがる。


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