7月5日(土) 対戦相手:お子さん
仙台市
仙台市の幼稚園さんの夏祭りでのパフォーマンスです。今日のオーダーはパントマイムとバルーン。ジャグリング道具を持っていかないマイム中心の構成ですと、使う使わないに関わらず一応保険として体重計とコロコロローラーのセットを持参するんですよ。でも今日は幼稚園さんでしょ。って事は『ストリッパー』も『ローラ』も演らないんだよね。音響機材も幼稚園のを使わせてもらいますし、キャリーケースがスッカスカで衣装入れてもすんげー軽いんです。今頻繁に行ってるデックスの時の装備がめっちゃめちゃ重いのでそれを基準に考えたらあまりにも軽すぎて
不安になるよ。
これでショー出来るんだっけか?って。今日は衣装にハーフコートを導入。まあマイムの時はありでしょうかねぇ、結局暑くなって途中で抜いじゃうんだけど、最初の部分では邪魔にもならないし今後もお目見えするかもです。ジャグリングをする時はちょっと邪魔かな。
さて午前中から園庭ではバザーやゲームが行われ、先生の元気のいいアナウンスが全館に響き渡るのを控え室で聞いておりますとお祭りが盛り上がっているのが解ります。少しずつホールに集まってくるお子さんたちの楽しみにしてる声。そして先生の紹介でステージに上がりますと、客席のみんなの目がキラキラしてますよ。
ショーの構成を普段とちょっとだけ変えてスタート。パントマイムをまずはじっくり見せる時間にしてみました。最初に椅子だけ持って登場。で、
「あ、カバン忘れた。」
という芝居から袖に取りに行き、持って来て、普段あまり演らないカバンが動かないマイムもお見せして、重くなって落としてカバンを開けて
「あ、傘忘れた。」
で、袖に取りに行きミニ傘で風に吹かれるマイム。しばらく風にあおられて、気づいたら
「あ、雨が上がってた。」というオープニングアクトです。
ほらぁ、ちゃんとパントマイムやってるでしょ?
まあ、その後はいつも通り喋りまくるんですけどね。みんな、僕が喋る時には大笑いしてくれて、マイムを演るとじっくり見てくれてます。そして顔じゃんけんで体験コーナーも。お手伝いのコーナーはおーちゃん。6才の男の子です。
「大きくなったら何になりたい?」
「仮面ライダーになりたい。」
「じゃあさ、仮面ライダーでどれが一番好き?」
「わかんない。」
「よし、今日から君は仮面ライダー・パントマイムだ!!」
おーちゃん、ぽかーん。
お手伝いのおーちゃんも、見てくれてるお子さんたちも、そして先生もみんな楽しんでくれました。ショーが終わって引っ込んだら、園児たちからのプレゼントという事で、みんなで歌を歌ってくれました。直立で聞いているのがちょっと恥ずかしくって、思わず指揮者のマイムをしてしまいましたが、その歌の間ずっとみんなの目を見てて
やべー、感動して泣くかと思ったわ。
素敵なプレゼントをありがとうね。園児とそのお親御さん以外に卒園した今は小学校に行ってる子供達も見てたようで、先生がその小学生に感想を聞いたんですって。面白かった楽しかったじゃなくて、
「いい人だった。」
はい。ゴミは分別しますよ。いい人ですから。
また来たいな。
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