11月1日(日) 対戦相手:叫ぶ子たち
越谷
フジオックスさんのイベント二日目です。午前中から多くのお客さんで賑わっていますから、一回目から道具を全て使ってのフルスロットル。二回目のショーは風が強くて道具も流れると判断して路線変更。急遽バルーンショーにしました。キュッキュと捻って
「これ何だ?」
「犬!」
「犬は犬でもどんな種類かわかる?」
「犬!」
頑なに言い張ったその子にプレゼントしちゃいました。さて、昨日の3ステージと今日の2回目まで、楽しくはやっていますが何かが物足りないのです。出展者さんも片付けをし始めた三回目のショーはお客さんが少なめではありますが、やんちゃなお子さん3人が横から見ていて
「面白くな~い。」
あれ、そうですか?お子さんウケする道具使ったパフォーマンスでそういう意見は珍しいので、つい
「そっかあ、じゃあ民主主義でお兄ちゃん達の面白いと思うモノをやりたいと思います。何がイイ?」
この辺りからもうピエロとしてのキャラクターは一切作って無いね。素のトークだもん。そしてエンジンは掛かるのです。子供達に発言を許した事によって、場は意見交換会になってます。で、みんなが思い思いに好き勝手喋るので、それを聞いてつい
「ツイッターかミクシィボイスと思った。」
後ろで見てる大人だけが笑ってます。お子さん達の厳しい意見を聞いてるようで実は上手くコントロールして真ん前に座らせたり、思いのまま。ただ、今度はお子さん達のエンジンが掛かって、普通なら拍手したり、叫んだとしても「イエーイ!」くらいな所を
「キャーーーーッ!」
って高音の金切り声で、まあひとりが叫んだらそこにいるお子さん皆やりたがりますね。一旦落ち着かせましたが、最後の演目カラーコーンではもう好きなだけ叫んでもらおうと、
「みんな、準備はイイですか?」
「キャーッ!」
「あゆれでぃ?」
「キャーッ!」
乗せ上手なのは良いのですが、金切り声がボクの前から飛んできて、後ろの壁に反射し、サンドイッチで軽く耳破壊です。カラーコーンの最後は被っておしまいにしますが、今日だけは音波から耳を守る
鎧兜となった…。
最終回が楽しかったのは、やっぱり素トークが炸裂したからなんだな。と再確認。型にはまらない喋りはメイクしようとしてまいと、誰にも抑えられないよん。
ポセイドンは海を行け
ロデム変身地をかけろ~
バビル2世好きでした。
いまだに歌えちゃいます(笑)
姉がよく歌っていたので、一緒に覚えちゃいました。