9月14日(水) 対戦相手:マツ
稽古場
今日も朝9時から稽古です。何故朝からなのかと言いますとね、田畑さんとなっぱがサンミュージックのGETライブに夜スタッフ仕事をしに行っているからでして、午後3時過ぎには稽古場を出なきゃ行けないんですね。なので、
眠い目をこすって朝から稽古なのですよ。
まだまだ磨かれていないネタもありますから、今日はそれをやって、その他に作り込んでいない作品をビルドアップするのかと思ったら、演出・田畑さんの一声で、予想だにしなかった
通し稽古!
まあ、結果的には今日通し稽古をやって正解でしたね、何故なら全体のタイムも計れて大胆にカットを試みたりしましたから。でも、今日は作りこみの日と思ってましたから言われた時は相当ビビりますよ。で、田畑さん・なっぱ・木村さん・音響さんもいなくなった午後4時の稽古場でやれるネタはそうとう限られてくるのですが、研修生のマツの出番を徹底的に磨こうとしてある作品の集中返し稽古が始まりました。他の人たちの動きや台詞は仕上がってますから、その時間ほとんどが
マツの為に費やされてる
のです、こうでもしないと本人も不安そうな顔してますしね。で、マツが歩いてきて座るシーンがね、何度やっても不自然なのですよ。イスの前でクルっとターンとかしちゃいますし。本人に指摘すると
「あー、今まで気付きませんでした。」
「嘘ぉ、絶対に変だってば。誰も言ってくれなかったの?」
稽古場に居る色んな人が色んなアドバイスをしますが、考えすぎて頭から湯気出てますし、最終的には
ガンタンクがホワイトベースに収納されるような動き
になってますもんね。え?解りづらい例えですか??沙織ちゃんはマツの背中部分にピッタリとくっついて、まるで二人羽織のように、そしてマツの腰を持って誘導して教えてあげるんですよ、すんごく解りやすくね。本来それは集団の幹事長であるボクの仕事なんですが、ボクが背中にピッタリ付いて二人羽織をすると
セクハラで訴えられる?
かのような形になりますので、沙織ちゃんにお任せなのでした。何度アドバイスしても上手く出来ないマツに少々痺れを切らした感の共演者たち。そして何度かやってから、
「あー、そういう事だったんですね。」
突如解ったようですよ、だって笑顔が今までのしかめっ面とは違いますもんね。本人の中で何かを掴んだのでしょう。という訳で、9月14日は
マツが座れた記念日!
本番、自然に座ってましたもん(^―^)
逆に、
クルッとターンとかしちゃう座り方を見てみたいです(^_^;)