11月3日(文化の日) 対戦相手:挑発
あらかわ遊園
夏以来久々ヘブンアーティスト活動です。いつものポイントに店を開くと夏までは葉が生い茂りセミがシュワシュワ言っていた木々もすっかり葉が落ちて秋の深まりを感じるのです。そして閉園間際の16:55にはもう日が暮れなずんで光と影の中ですよ。片付けが終わった17:10にはもう暗くなってます。冬の大道芸のやり方、考えなきゃね。
さて、お客さんが集まるまでのウォーミングアップ中、園内に向かう男の子の一団が、ボクが道具を使ってアップする姿を見て、
「あ、ジャガリングだ!」
惜しいっ!惜しいよ、お兄ちゃん。ジャガリングってことは
ポテコ?
カラーコーンを使ってのトリネタの際に、いつもコミュニケーションを大事にします。お客さん、主にお子さんとの質疑応答ですね。みんなの前にドドーンと赤い三角の物体を置いて
「これ、なーんだ?」
すると一人の女の子が
「トイレットペーパー!」
いやあ、これでお尻は拭けないよ。何回目かのパフォーマンス。最前列には小学生の男の子が陣取り、
「あ、これ見た事ある!こないだ学童に来てた人がやってた。」
「そう?それボクじゃないよねぇ?」
「うん、違う。」
「だよね、ボク行ってないもん。」
その会話の後、どんな道具でどんな技をやっても
「あの人の方が凄い!」
えー、そおっすか?急に闘志が沸いてきましたよ。ディアボロのハイトスの見ても
「あの人の方が、もっと高く飛ばしてた。」
その子のお母さんも
「あの人の方が凄かったわ。」
いやいやいや、さっきの会話で、お母さん“あの人”の事知らないような話っぷりだったじゃあないですかぁ。お母さんにも火をつけられて、思いっきり飛ばして見事キャッチ!
「うん、あの人と同じ位、凄かった。」
ようやく並んだよ。でさあ、
あの人って、誰?