ゆめ

６月２７日（金）対戦相手：オーダー
大塚



大塚のれん街にて、流しのパフォーマンスでした。雨でしたがご来店ありがとうございます。そして、からんで下さった皆様、

ありがとうございましたー！

印象的だったお客さんの事を書きますね。

そのテーブルはかなり盛り上がりまして、バルーンもそうですがトークが弾けました。

「おにいさん、これは闇営業じゃないの？」
「という事は、皆さんは反社会勢力ですか？」

その中の一番若いお兄さんのリクエストが

「『夢』でお願いします！」

作ってる最中に「難しいですか？」とか「変なフリでごめんなさい」とか気を使ってくれるんです。でも抽象的なお題の方が考えて作って、

楽しいんですよ。



で、コレを作ってプレゼントしました。人によって言葉の取り方は違うけど『夢』にふさわしいかな、と。
で、ボルテージマックスでお気持ちも頂いて、このお題をくれたお兄さんの分も周りの方が出してくれたり。

「ありがとうございました。この後もごゆっくりどうぞ！」

テーブルを離れ、お店を出て、次のお店に向かう途中、お題を出してくれたお兄さんが追いかけてきて

「はい。」

お気持ちを渡してくれました。

「どうしても手渡したくて。」
「うわー、ありがとうございます！」
「実はこないだまで僕、芸人やってたんですよ。でもやめて、さっきの人達の会社でお世話になったんです。」

僕らのような仕事はダラダラと続けても何とか生きていける反面、予期せぬ事で辞めざるを得なかったりします。そして、一般的に良く言われる

夢を諦める

という言葉があってるかわかりませんが、だから彼のオーダーが

夢

だったのかな、と。僕から手を伸ばして

「これからの人生も楽しいよ。頑張って下さいね。」

握手して別れました。お兄さんの気持ちも嬉しかったし、その思いも伝わったし、僕の感謝も伝えたかったし。

いい夜だったー。



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