5月20日(火) 対戦相手:発言
船橋市
読売カルチャー京葉でのバルーンアートの先生です。先月のお題が「花」でして、花は今までの経験ですとどうしても二回分の時間を要します。なので今月も花をテーマに、まずは先月のおさらいから。最終的には花のブレスレットを作ってもらうんです。で、同じもののバリエーション違いを数個作る事で、完璧に花をマスターしてもらうのが目的です。今日は、生徒の皆さん、ひたすら同じ捻り方ばっかりやってましたね。でもこれだけ徹底して同じ捻り方ですと、頭ではなく身体が覚えてくれますので
南船橋にあるこのセンターに行くには京葉線を使いますがいつも遅刻や電車の遅延が怖いので早めに家を出て早めに到着して、余った時間はららぽーとで過ごすようにしております。今日も着いたのはレッスン開始の一時間くらい前。この“くらい”ってのが微妙で正確には1時間無いんです。コーヒーを飲むにもちょっと中途半端な時間なんですよ、いや飲むだけなら十分なんですけどね、iPad開いて書き物したり調べ物したり、動画見たり、というには1時間以上欲しいかな、と。で、こういう時は座る場所だけ見つけてノートを開いたりiPadの電源を入れたりしてレッスン開始まで時間をつぶすのです。
今日はららぽーと南館一階の、すぐに読売カルチャーに駆けつけられる場所にベンチを発見してそこで時間を潰しておりました。ベンチというよりも、ちょっと固めのキューブ型のクッションと言った方が解りやすいでしょう。そしてこの立方体がいくつも並べてある休憩スペースは、このキューブ状のせいでしょうか、
お子さんがめっちゃ集まってくる
んです。iPadでウェブを見てる横で、ピョンピョン跳ねながらこの柔らかいキューブの上をはしゃぐお子さん達。そして、知らない子供同士すぐに仲良くなって会話しているのも面白くて、もう調べ物とかそっちのけで耳をそばだてております。
「今日はね、ママと一緒にお買い物に来たんだよ。」
女の子が言います。するとそれを受けて男の子が
「今日はね、ボクはね、ママとご飯に来たんだぁ。」
「ワタシのパパはお仕事だから今日はいないんだよ。」
「ボクのパパは仕事してるの。」
だいたい同じような内容の攻防ですね。まだまだ会話を転がそうという力は無いようです。そして良く聞くと、お子さんは
自分の事を喋るね。
相手の話題を拾わないのが特徴です。でも女の子が男の子の話題を拾いました。
「パパは何のお仕事してるの?」
自我のぶつかり合いだったのが、ようやくココに来てコミュニケーションに変わりましたよ。人類が進化する瞬間です。それに対して男の子は
「パパのお仕事はぁ、、、
お仕事してる。」
折角のコミュニケーションは中途半端に終わりました。でも、こんなやりとり聞いてるのは
楽しいね。
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うちは経師屋で表具店を営んでおりましたので
「私のお父さんは経師屋で、表具店をやってます」
と発表しました。
そしたら先生が「経師屋さんはどんなお仕事ですか?」
と聞いてきたので
「障子や襖を張ったり、掛け軸の裏打ちをしたりします」
と答えたんですけど、後で聞いた話だと、先生はホントに経師屋・表具店の存在を知らなかったそうです。
普通の人が「知らない」というなら分かるんですけど…自分が受け持ったクラスで「父親の仕事を発表させる」授業をやるなら…受け持った園児の親の仕事くらい把握しとけよ…と思いました(-"-;)
「ボクのお父さんは、トータルライフ・コンポーネント・アドバイザーです。」
「はい?」
って感じで。ま、それをいうと、見えないガラスを拭いたり、重くないのに重そうなフリをするパントマイマーというのも妙なお仕事なのです。ふっふっふー。