10月8日(土) 対戦相手:弟くん
川崎市
クリニックパフォーマンスでバルーングリーティングです。講師をしてます読売カルチャーでのバルーンのレッスン用に紫と黄緑と緑色を大量に仕入れましたから、今日のクリニックの待合室でも沢山のブドウが出来上がり、そして笑顔で貰われていきました。二本使ってますし、色味も綺麗だし、房のモコモコが豪華に見えるので季節のモノという理由だけだはなく総じて好評なのです。今日は特に
「この子ブドウ大好きなんですよ。」
と言って下さるお母さんが多かったですね。そんな中、同じ果物シリーズでバナナを作ってディスプレイしておりましたら、ブドウには見向きもしないでバナナに夢中になる赤ちゃん、挙げ句の果てにはこのバナナのバルーンの膨らましてない細い部分をチューチュー吸っております。あのぉ、本物じゃないから食べられないからね。緑色のバルーンを膨らましたら
「今度はピーマンだよ。」
とお母さんに小さな声で耳打ちする幼稚園くらいかなぁ、女の子。小さな声ですが、ボクには全て聞こえてますよ。紫色を膨らますと
「お母さん。今度はナスだよね。」
そっかぁ、食べ物でも野菜シリーズは気付きませんでした。なので、頑張ってピーマンを作りましたらね、
まったく人気が無ーい。
人気の無い理由は全体的にボテっとして横に大きくなったからです。ピーマンのスラっとした感じが全くありませんもん。これを見て
「あらー、かわいいカボチャですね。」
「え?えーっと、ピーマンのつもりだったのですが、うん、今からカボチャ!」
確かにカボチャの方がしっくり来るかも。オレンジで作れば季節感出ますね。さて沢山バルーンを作った今日の中で一番印象に残る一言をご紹介しましょう。診察室から帰ってきた、兄弟の弟くん、待合室の椅子に倒れこむようにしてもたれかかり、
「ぼく、頑張った。」
診察室でどんな事が行われたのかボクはわからないんですけど、もしかしたら注射とか、検査でも痛みを伴う事があったのかな?そしてそれによく耐えたんでしょう、自らを称えております。なかなか自分で言えない言葉ですよね。なので、ちゃんとその言葉を拾って
「そっか、頑張ったんだね。」
「うん、頑張った。」
じゃあそのご褒美に、ピーマン、改めカボチャをどうぞ。あー、ブドウもお付けしますから。