ロッカールーム

芸人・エディーのオフィシャルサイト『GOODJOB』の闘う日記、その名も「ロッカールーム」。14年秋からコチラに引越し。

初物ずくし

2005-03-26 23:35:05 | 日記・エッセイ・コラム
 3月26日(土) 対戦相手:自称・大道芸人
 飛鳥山公園

 毎年恒例の『さくらSA*KASO祭り』も今回で8回目を迎え、北区に本部があるステレンジャーは緊急出動!レッドとブルーは新メンバー。イエローは負傷中の現職に代わり、普段陰から指示を出すステレンジャー司令が急遽登板という“リニューアル・ステレンジャー”でステージをこなしました。

 ボクはゴミ怪人での出演もありましたが、その前に大道芸をやらせてもらって色々と試したい新しい事が出来ました。ちょうどお昼頃の出番でしたが、陽気にも恵まれお客さんもしっかり集まり、投げ銭はちょっと少なめでしたが盛り上がりを実感しました。

 出番が終わって怪人に変身するために準備をしていると、ひとりの男性(10代後半か20代前半)が近寄ってきて声を掛けてきます。先ほどのステージを見てくれていたのでしょう、

 「エディーさんはいますか?」
 「はい、ボクです。」
 「さっき見ました。僕も大道芸やってるんですよ~。」

 ご丁寧に名刺をいただきましたが、この青年は王子駅界隈でよく見かける名物大道芸人さんで、芸をしてる所は見た事ないんですが、この青年だけはやたらと目立ちます。以前、王子駅前の『北とぴあ』で友人の結婚式の余興をするのに、ステレンジャー基地で着替えをし道具を持って歩いている所を、声掛けられましたもん。

 「今から、何かやるの?」

 歩いてる初対面の人に対していきなりのタメ口という部分に非常にうっとーしさを感じ、その時は無視して会場に向かった記憶がありました。そして今日、この青年と初対決なのです。幾つか言葉を交わすだけでなんとなくその人の会話のパターンというのが解るんですが、この青年は必ず質問から入って、最後は自分の話に持っていきます。そして、その会話のほとんどが転がりません。

 「エディーさんはディアボロ(中国ゴマ)2つ出来るんですか?」
 「オレ、やらないよ。ってか出来ないんだけど。」
 「僕、出来るんですよ。」

 「○○さんって大道芸人さん知ってますか?」
 「いやぁ、ごめん、よく知らないなぁ。」
 「僕、知ってるんですよ。」

 で、会話が転がらないのと、ゴミ怪人への準備があるのでその場を離れると、青年、しばらくは本部テントで同様の犯行を繰り返したようですが、次第に誰にも相手にされなくなって自分の居場所を求めて去ってしまったようです。

 ステレンジャーが終わり、メイクも落として本部テントの戻ってくると、またまた青年登場しました。そして幾つかの質問をしていましたが、ゴメンね、ほとんど聞いてなかった。でも気にせずに質問してくる青年が、最後に強烈なクエスチョンを投げてきました。

 「お兄さんの名前、何だったっけ?」

 王子駅前に現れる、赤いネクタイ&短パンの大道芸人を見かけたら気をつけろ!


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