10月14日(日) 対戦相手:なだめるおばあちゃん
土日は賑わう海の喫茶『みなと』ですが、やはりご家族連れが多いですね。店内に縦列駐車されたベビーカーの数だけ小さなお子さんがいる証拠なのですが、小さなお子さんが多ければ多いほど、玩具の人形さん達は罪悪感にさいなまれるのです。
泣かせる罪悪感に。
フランスさんとロシアさんでいったい何人のお子さんを泣かせた事でしょう?大泣きした子の近くで食事をされていた奥様集団のひとりが言いました。
「小さい子には怖いのよ、きっと。」
マイムで会話してみます。「ヒゲの事ですかねぇ?」すると意外な答えが返ってきました。
「帽子よ、帽子。」
フランスさんは横に、ロシアさんは縦にデカい帽子の威圧感が原因の様ですが、もしかしたらフランスさんの帽子のこの秘密に気付いてるのかも知れないね。
違うテーブルでもやはりお子さんが泣きました。お客さんに極限までの接近戦を挑むロシアさんに比べて、フランスさんは遠距離から手を振りながらお子さんの機嫌を伺い、泣いているお子さんの様子見です。ちょっとは泣き止んだようで、それでも一触即発の状態には変わりありません。手を振る事で警戒心を解きながら近づいていくと、その子を抱っこしていたおばあちゃんがそのお子さんに
「バイバイしないとまた来るよ。」
あの~、なまはげじゃないんですけど…。
【本日のやりたい放題】
一旦泣かすと、もう兵隊さんには鎮火出来ません。だから、ボクの近くにいる人の手を取って“パー”の形に無理矢理広げ、泣いた子に向かって
手を振らせます。
それで泣き止まない場合はその人のせいにして逃げます。
【本日の微妙なネタ】
剣マイムの際、左右から二本の棒を取り出し、縁日の焼きそばマイム。しかし語りべさんは「なーにやってるんだ??」で、諦めて
お辞儀して強制終了。