ロッカールーム

芸人・エディーのオフィシャルサイト『GOODJOB』の闘う日記、その名も「ロッカールーム」。14年秋からコチラに引越し。

先に動いたら負け。

2008-06-05 23:54:00 | 日記・エッセイ・コラム

 6月5日(木) 対戦相手:ノムラさん

 近所のお店

 

 雨の中、午前中はワンマンショーで使用する道具の買出しに行ってきました。ウチの近所に『飲食店が使用する道具の専門店』がありまして、一階にはグラスやら食器やら、紙ナプキンですとか。2階にはもうちょっと大きなモノで、鍋とかセイロとかズンドウとか。小さなモノも扱ってます。メニューとか箸とかもね。そして椅子やテーブル、製氷機なども大きな物も置いてあるこのお店は、目的が無く入っても結構楽しめるのです。

 

 欲しかった品をあれこれ見ていると、いろんな種類があるのですが気になるのはお値段でございまして、あまりお高いモノは手が出ません。ですから、値段と機能と見た目とを総合的に判断して買うことにしました。が、ひとつ、「これイイな。」と思っていた商品には値札が付いていませんで、近くで品出しをしていたパートのおばちゃんに

 

 「すいませーん。コレ、値札が付いてないんですけどおいくらですか?」

 

 すると、ボクが声を掛けたおばちゃんは、

 

 「あら?付いてないの?そう?それじゃ解んないわよねぇ。」

 

 最初はボクへの同情かと思ったのですが、そのうち

 

 「あら~、書いてないわ。これいくらだっけ?」

 

 口は動きますが、手は品出しの方に夢中で、あまり親身になってる様子はありません。で、

 

 「ノムラさーん、これ、いくらだっけ?」

 「あらら、書いてないわねぇ。」

 

 値段が書いていないのは一番最初にボクが言ったんですけど…。で、ここからはおばちゃんとノムラさんの探りあいです。「これいくらだっけ?」と「ここにあったんじゃないの?」の言葉は飛び交いますが、どっちも品出し以外の行動に出ようとはしません。何故なら、そのちょっと大きな商品を、一階のレジまで持っていって値段を聞かなければならないから。隣にあった別の商品についている値札を手にして

 

 「この値札を持っていけばイイんじゃないの?」

 

 それは別の商品だってばさ。しばらく続いた膠着状態も、結局おばちゃんが折れた形となりました。「じゃあ、探しますんで、お客さんは下(一階)でお待ち下さい。」と言って、おばちゃんは奥の倉庫へと入っていきました。一階のレジで待っていると

 

 「ごめんなさいね、お待たせしちゃって。」

 「いえいえ。こちらこそ、すいませんです。」

 「ただね、コッチが見当たらないのよ。」

 

 するとレジのお姉さんが

 

 「あー、それは発注してて、明日来るんですよ。」

 「じゃあ、コッチだけ持って帰ります。で、支払いは一度にしますんで。」

 

 完全に引継ぎが終わったと思ったおばちゃん、サンプルをまた二階へと戻しに、そして品出しの続きにとエレベーターに消えていきました。が、困ったのはレジのお姉さん。おばちゃんがサンプルを持っていったもんですから、そこに無い商品がいくらなのか解らないようで

 

 二階にダッシュしてました。


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