8月19日(月) 対戦相手:若手2人
稽古場
環境戦隊ステレンジャー、日曜日のゴミ減量編に向けて今日は昼からリハーサルです。昨日のリハーサルでは動きを細かく、そして芝居部分をみっちり付けていきました。台詞は既に録音してありますが、そこに感情を乗せるために細かく解説を加え、台詞一行しかなくてもそこには
「こんな思いがあるんだよ。でもそれはちゃんと台本に書いてあるんだよ。」
という、まるで
受験の現代文の読解方法のような、
授業のような解説をしていくのです。そう、全ての行動理由は台本に書いてあるのです。気持ちなどの行動理由を解説していきながら、今度は段取りとして、
「この時はここに立ってないと次の行動がしづらいでしょ、だからこの数秒のうちにここまで移動するんだよ。」
というシステマチックな事も付けていきます。でも、何の理由も無く動くと不自然になったりしますので、その段取り行動にもちゃんと意味を付けて行くのです。今日は更に、先日録った自分の声にあわせて動く、という事を付け加えて行きました。感情に行動を、そして行動に感情を。更に音と声が厚みを持たせます。こうやってステレンジャーというヒーローショーは作られていくのです。さて、動きを付けて行く途中でラジオ体操の話になりました。ラジオ体操第一の初っ端、
「腕を大きく上げて背伸びの運動ぉ~。」
皆さんご存知だと思いますが、まずは両手を頭よりも高い位置に、肩幅と同じくらい腕の間は広げて手をあげますよね。次のアクションは手を左右に広げ、肩の高さまで下ろします。で、ここからが皆さんにお聞きしたいんですけどね、この、人文字にしたら十字を表してる状態の時、
手のひらってどっち向いてます?
そんなん下に決まってんじゃん!と思うでしょ。ところがブルー(先日の越谷ではイエロー)の高橋くんとピンクのいつきちゃんは
上向いてますよ。
何だ?このジェネレーションギャップは??田畑さん、オレ、原くんは当然下向きなのですよ。そしてこの上向きも間違いではなさそうなのです。
「これだから“ゆとり世代”は。」
「でもそのゆとりにこれを教えたのは昭和の先生ですよ。」
そんな論争も起こるほど白熱した稽古場(冷房の設定温度は28度)なのでした。25日の本番ではこの上か下かなんて事は出てこないけどね。
はい、貴方はどっち?
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