ロッカールーム

芸人・エディーのオフィシャルサイト『GOODJOB』の闘う日記、その名も「ロッカールーム」。14年秋からコチラに引越し。

その芸、7円

2005-11-03 20:39:36 | 日記・エッセイ・コラム
 11月3日(文化の日) 対戦相手:2回見る子
 江戸川区・光福寺

 新小岩から徒歩15分の光福寺にて『五分一市』というお祭りがありまして、大道芸で出演してきました。徒歩15分なのですが、荷物の重さに負けて、新小岩南口ロータリーからタクシーを使用したんですけど、

 運転手さん、迷った。

 途中で料金カウンターを止めて、車を交番の前に停めて道を聞いてくれたり、運転手さんが気を使ってくれた上に、入り時間ギリギリで到着できたので万事良かったのですが、乗り込む際、

 「光福寺に行きたいんですけど、解りますか?」
 「さぁ…。」

 不安だよ~。で、当の大道芸は2回の出演でしたが、1回目見た子達が2回目も見るという状況で2ステージ目なんか、演る前にすべて解説がつきます。

 「次、あれ飛ばすんだぜ。」

 まあ初めて見るお客さんには、ある意味解りやすいパフォーマンスになりました。そんな状況でも1回目のパフォーマンスとちょこっと変えるとお子さんたちはキラキラした目で見てくれます。1回目には演らなかったシガーボックスの一回転キャッチ。何度も落としてお客さんの不安を煽った(というかマジで落としてた)挙句の大成功に興奮したお子さんが、

 「すっげー!!これあげるよ。」

 お金を投げてくれたのです。投げ銭とかを要求しない現場で、投げ銭が、しかもお子さんから飛んでくるのは、大道芸=投げ銭という概念が浸透してきてる証拠なんでしょうか?で、その投げてくれたお金が

 五円玉1枚 一円玉2枚で、計7円。

 大成功に喜びを噛み締めるボクの足元に転がった3枚のコイン。当然あっちゃこっちゃに転がって拾いに行くのに時間が掛かりましたが、その後次々と子供たちがお金を手渡してくれて合計

 127円+ガム1個

 でもこれでお子さん達とボクの距離は一気に縮まって、帰り際には

 「エディー!」

 呼び捨てですがな。しかも

 「電話番号教えて。」
 「メールアドレス教えて!」

 ナンパしてるんか、こんなおっさんを?


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