10月4日(木) 対戦相手:自分の存在
喫茶『みなと』
ポータブルDVDプレイヤーを楽屋に持ち込んでいます。休憩時間を有意義に過ごす為なんですが、ここ最近、映画やテレビを見ている時間が無いので、とても重宝しております。今日は楽屋で『ピノ≠才』を見ました。話はなんとなく知ってるものの、映画をじっくり見た事が無く、改めて研究の為にアコーディオンさんにお借りしました。
全86分に及ぶこの作品、一回の休憩では見終わりませんので、ひと休憩に1チャプターずつ消化していきます。周りの皆はほとんど、この仕事の期間前に見ているらしく、
「この次どうなるか教えてあげましょうか?」
「絶対ダメです。」
などの会話も飛び交うのですが、見てる目的はあくまで研究ですので、気になるのはアントーニオの所属する人形の劇団が“どんな風に描かれているか”なのです。6回目の出番前の長い休憩時にDVDのチャプター3から見てみると出てきました『ス卜口ンボリ劇団』。
いよっ!待ってました!!パチパチパチ。
なるほど、フランスの兵隊さんはここで働いている事になるのね?そのままDVDを見ていると、おっ!オランダ人形さんだ。色が赤っぽいけどこれはオランダ人形さんに違いねえ。すげえな~、ソロで踊ってるんだ~。と思ったらこれはアロアじゃなかった。その次のシーンで出てきたアロアですが、同じオランダ人形が4体出てきて、
アロアって量産型だったんだぁ。
その直後、ロシアの兵隊さんも出てきますが、やはり量産型。このパターンでいけばフランスの兵隊さんも量産型か?と思ってみていると
劇場のシーン、終了~。
えーっと、フランスの兵隊さんはこの後どこで出てくるのかな?既に見た人に聞いてみると、
「もう劇場のシーン、一切出てきませんよ。」
ショックぅぅぅぅ。って事は、オレは誰?ここはどこ?例えるなら、今まで育てられてきた親が実は血のつながりが無かった。とか、1本の映画のエンディングで主人公は既に死んでいて幽霊だった。とか、それくらいのショックです。6回目の出番に向かうも、もう「自分は一体、何なのか?」というコギト・エルゴ・スム(存在意義)を見出せないまま呆然と終了。
しばらく、自分探しの日々が続きそうです…。
【本日のやりたい放題】
自己紹介マイムで『新婚生活・第二段 朝の台所』を演ってみました。今日はやっていない別バージョンもあります。
同じく、自己紹介の時、剣を取り出して
「別に…。」
「特にないです…。」
映画の記者会見マイム。このネタ、どこまで引っ張れる?
「存在意義」はレゾンデートル
私も先週初めて『ピノ≠才』見ました。
図書館で借りた古~いビデオテープですけど(笑)
それには『フランスの兵隊さん』出てきましたよ、量産型で♪
まぼろしだったのかなぁ~、それとも私の妄想??
千代美さん>>初コメ、ありがとうございます。
ビデオでは出てましたか?出来れば量産型ではなく、シャアザクのようにオンリーワンでありたいのですが…。