Santa Fe International Folk Art Market 最終日。
熱心に凧を見ている ご婦人に、日本の凧はお好きですか?
と尋ねたところ・・・ なんと この方は
10年ほど前に、イギリスの国際凧揚げ大会で、会った
Tal Streeter (タル・ストリーター) の奥様、Romig さん だった。
奥様とは 会ったことが無かった・・・
イギリスでは 彼とホテルが同室だった事を、ロミッグさん に お話しした。
タル は 有名な彫刻家。
凧・凧文化の研究家。
そして 凧が 大好き。 作って揚げる事もする。
凧の本を何冊も出している。
私も数冊持っている。
インドの凧の話などは、私も興味深く読んだ。
1971年頃には来日し、日本各地の凧や、凧揚げの写真を多く載せた
”The Art of the Japanese KITE" を出版。
彼らが、サンタフェ に住んでいる事を 全く知らなかった。
数年前にニューヨークから引っ越してきた と ロミッグさん。
タル は 2年半前に、脳梗塞で、倒れて現在施設に入っていると聞き、
奥様の案内で、会う事ができた。
車椅子で現れた タル はその時の、はつらつとした感じは無く、
すっかり年をとってしまった様子で、びっくり。
口も、手も、足も、やや不自由で、話す言葉も聞きとりにくかったが、
私を思い出してくれたようで感激!
現在、自身のミュージアムをサンタフェに建設中。
彼の部屋へ案内してもらった。
部屋は、いろいろな思い出の品で いっぱいだ。
ロミッグさんが いろいろ 説明してくれる。
来日の記念なのか・・・八日市の半纏。
タル! 元気で! また来るよ!
帰りがけに、建築中のミュージアムへ案内してもらった。
ロミッグさんと 素敵な レストランで ディナー。
ボランティアの K さんから聞いた
最近読んで、面白かった本の話を思いだして、
近くの本屋さんを教えてもらい、ロミッグさんと、買いに行く事に・・・。
その本は ”109 EAST PALECE"
題名は、この近くの通りの名前。
K さんによれば、日本に落とした原爆を作った場所が
Los Alamos と言うところ。
Santa Fe が 入り口の、この場所は極秘だったそうだ。
原爆を作った オッペン・ハイマー氏 の話。
原爆投下まで、そして投下後 の話 など、
興味を持って聞いた。
英語で書かれた本だが、読んでみたくなった。
2ブロック位先だそうで、歩いて 本屋さんまで・・・。
シャレた お店が 多い。
公園で、風船を売っている?
看板も ユニーク で 面白い!
露店
これは 別のレストランの デコレーション。
ロミッグ さん も 赤ワインが お好き だとか・・・
ゆっくりな時間を ワインを 飲みながら いろんな話をして 過ごす ひととき。
これが "109 EAST PALACE" !
最後まで 読めるかな・・・?
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