芦田愛菜、「信じる」とは?の質問に深すぎる持論で回答、永瀬正敏思わず「しっかりしてる」 映画『星の子』完成報告イベント
作品のテーマに合わせ「信じるとは?」という質問も。
芦田は「『その人のことを信じようと思います』という言葉をけっこう使うと思うんですけど、
★→どういう意味なんだろうと考えた時に、"その人自身"を信じてるのではなくて、自分が理想とする"その人の像"に期待してしまうことかなと感じて」と語る。
「『裏切られた』『期待してたのに』と言うことがあるけど、それはその人が裏切ったわけではなくて、見えなかった部分が見えただけであって、『それもその人なんだ』と受け止められる、
揺るがない自分がいることが、信じられることなのかなと思ったんです」と持論を展開した。
さらに芦田は「でも、揺るがない自分の軸を持つのは、難しいじゃないですか。
不安な自分がいるからこそ、人は『信じる』と口に出して、成功した自分だったり、
理想の人物像にすがりたいんじゃないかなって思いました」と締めくくる。1
6歳の芦田の理知的、かつ深い話に会場は一瞬静まり、大森監督が「難しいよ~!」と驚くと改めてざわつく。永瀬も「しっかりしてるでしょ、これ以上の答えはないんじゃないか」とぼやくなど、大人たちもたじたじとなっていた。