残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)
作成者 山崎将志 (新書 - 2010/4/9)
¥ 893
自分の達観・・・・「残念な人」で本が売れるなら・・・
「くやしい人へ」・・・というタイトルで書いてみようか・・・!
「わかってもらえない人へ」とか
売れるかもしれないね.
→組織の中でポジションがあがっていくと、「雇う側」の機能を代行するようになる。
どこかのタイミングで、エンプロイアビリティとは関係ないところを習得しなければならない。
MBAを取得しても、すぐに経営ができるわけでもない。
若いうちは上司や顧客に重宝されるスキルを持っていればよいが、年齢を重ねるにつれてその重要度が落ちてくる。
→高いパフォーマンスをあげる可能性のある人の話は、以下の特徴を持っている
具体的
過去形で話す
後付けによる考えではない
実際にとった行動
他人と関わる部分については、その会話内容まで詳細に再現できる
自分自身がとった行動を、極めて詳細かつ正確に思い出すことができる
面接で特定できる行動の数が非常に多い
独特な発想に基づく行動
主語が必ず「私」
真剣に仕事をすることで表れる「こだわり」度合い
成果をあげる行動ができるのであれば、未経験の新しい仕事であっても、そこに同様の考え方で必要十分な労力を投入すれば成果
が上がる可能性が高い
今の仕事で成果を出す、成果を出す行動様式を持っているっことが、次の仕事で成果を出すために必要だ
転職して成功するためには、今成功しないとダメなのだ
つまり、成功のモトは成功なのである
→好きなことに対しての取り組み姿勢が優れていれば、仕事で高いパフォーマンスを出す可能性が高い
行動特性インタビューでは、確かめようのない質問方法をとらず、過去の事実のみを聞く
→二十歳くらいのころ、大前研一の企業参謀 (講談社文庫)という本を読んで衝撃を受けた。
本当に目から鱗が落ちる思い
→人ができないことができること
多くの人ができることを、ものすごく高いレベルでできること
これまでの自分の仕事または趣味に、どの程度のこだわりを持って取り組んできたか
→自分の性質の特徴を示すには、それが発揮された具体的なエピソード、および数字を伴う結果を記す
厳しく仕事をするかどうかは自分次第である。仕事の品質基準は最終的には自分が決めるものである。
→上司の立場にある人はどんな役割を演じるべきか。
気持ちよく成果をあげてもらうことである。
ある時点で見切り、損切りすることは、成果を上げるために極めて重要な行為と言える。
問題ではなく、機会に集中せよ。覆水盆に返らず、見切り千両であり、これからどう勝っていくかが大事なのだ。