天皇陛下の留学時代の研究は、テムズ川の水上交通史(水運)だった。
日本では研究が難しいテーマ。
イギリスのオックスフォード大学で研究するのが最も良いテーマだった。
海外留学は日本では学べない事、学びにくい事を学ぶ為の手段である。
研究テーマによっては、当然留学する必要のない人も居る訳で。
愛子様が大学卒業後に海外へ留学しない事が、学力の低さや成績の低さの証明であるかのように書いている人達が居るが。
愛子様の専攻は日本文学。
学習院大学以上に資料が多く研究に適した大学が海外にあるだろうか。
おかしな話である。
愛子様の就職内定が22日発表された。
天皇陛下は学習院大学の文学部史学科に入学、
「中世の水運」を研究テーマにされた。
日本史といっても交通史・流通史であり、これからの日本の交通に関係するテーマであった。
日本と同じ島国のイギリス。
その首都の交通・流通の主流であったテムズ川の研究は、天皇陛下の研究の幅が広がるきっかけになったかもしれない。
愛子様は中世の和歌を卒業論文のテーマにされた。
海外の詩を学び和歌との違いを知る、大学の専攻とは違う学びを求めるなど、海外留学によって多くを学び得られるとなれば、将来的に海外留学の機会が作られるかもしれない。