悠仁様は丙戌年生まれ。
徳川綱吉と同じだ。
そして、男子に恵まれなかった三笠宮家の故寬仁殿下も昭和21年生まれの丙戌年。
皇室は男子が誕生しないと続かない事から、男子に恵まれなかった前例のある丙戌年生まれは避けるように思われるが、そうではないらしい。
むしろ迷信が払拭されるよう、あえて当てているようにすら見える。
紀子様は丙午年生まれ。
夫が消耗するほど気性が激しいとされる丙午の女性のイメージを大きく覆しただろう。
眞子様が小さい時に、静養中の軽井沢で犬と接する場面がテレビで放送された。
佳子様誕生後にその犬と再会する場面も公開。
眞子様佳子様と犬、特に真子様と犬の場面は繰り返し放送されたが、悠仁様が犬と触れ合う場面が放送された事はこれまでにあっただろうか。
悠仁様が小さい頃、うさぎを抱く映像は放送された。
「こどもの国」ではポニーにニンジンを与えている。
悠仁様が犬を可愛がる場面は、「男子誕生の為に自分の干支の犬を特に大事にしている」という印象を与えるから避けているのだろうか。
日本では、安産を祈願して妊婦は妊娠5ヶ月の戌の日に、神社で祈祷した岩田帯をお腹に巻く。
皇室でも皇居の神殿で祈祷した岩田帯を「戌の日」に巻く儀式、「着帯の儀」が妊娠9ヶ月に行われる。
多産で安産の犬にあやかるのは皇室も同じだ。
両陛下と愛子様の愛犬「由莉ちゃん」。
三笠宮家の百合子様と音が同じだが失礼ではないだろう。
犬は神様の使い。
第12代景行天皇の皇子で後に第14代仲哀天皇の父となった日本武尊は、東国平定の際に山犬に助けられた。
そして、現代においても多産・安産にあやかろうというのである。
平成の東宮家は保護された生後2ヶ月の「由莉ちゃん」を引き取った。
保護犬が東宮家の一員となり、今では天皇家の一員。
神様から遣わされた、愛子様を護るお使い・・・と両陛下や愛子様が秘かに思い大事にされていたとしても不思議ではないだろう。