昼食会で最も格式の高い午餐会の「主催」「主賓」「来賓」は男女ペア(異性同伴)が原則。
これまでに眞子様と佳子様の姉妹ペアや久子様と承子様の母娘ペアが出席する時もあったが。
男女ペアや格式にあまりこだわらない国の大統領夫妻を迎えての午餐会だった。
女性宮家創設の為に女子皇族をアピールしたいという日本の事情も多いにあったと思われる。
皇室は男性皇族の減少と高齢化で両陛下と秋篠宮ご夫妻しか男女ペアで午餐会には出席出来ない。
令和初の宮中午餐会は公式実務訪問で来日したフランスのマクロン大統領夫妻を迎えてのもの。
秋篠宮ご夫妻が海外訪問中の事で、主催者の両陛下以外には秋篠宮家から眞子様と佳子様、三笠宮家から信子様と瑤子様、高円宮家から久子様と承子様の女性ペアが3組出席していた。
フランスは、王室を廃止して自由を謳う国だけに伝統と格式重視の古めかしく格式張った儀式や行事は敬遠するお国柄。
性差別にも敏感。
格式が低くなるから女性ペアは駄目という事にはならない国である。
むしろ皇族方に沢山出席してもらい上品で華やかな会を望んだと思われる。
直前にアメリカのトランプ大統領夫妻が国賓として招待され、華やかな晩餐会が催された。
男女ペアにこだわり少ない出席者では、アメリカの晩餐会と比較してあまりにも寂しくなる。
即位礼後にはウズベキスタン大統領夫妻を着物で歓待した午餐会が開かれた。
ウズベキスタンはゆるいイスラム国なので欧州から生じた男女ペアのルールにはこだわりが無いと考えられる。
この時は秋篠宮ご夫妻と眞子様に佳子様、入り口に近い下座側に久子様が座っているので、写真に写っていない手前側に三笠宮家の方がお一人出席されていたようだ。
ちなみに、午餐会に使われているテーブルは角が丸い為、席の上下関係は曖昧になり、端が完全な末席にはなっていない。