質問・私は幼い頃、父親から虐待されていました。
母も父親の暴力に耐えかねて、私が小学生の時に離婚。
以来、母に育てられてきました。
そのためか、どうしても人を上手く愛することができません。
どうしたらいいでしょうか。
叡空・人は日常生活のなかで、いろんなことを意識している。一日に、三万回から五万回も自分に問いかけ、考え続けている。
会社の仕事やうまくいかない人間関係や恋人のことやささいな諍いなど。その多くは、過去の記憶に基づく考えだ。決して、「今ここ」で必要なことを意識していない。
多くの人達は、緊張している。日常生活では、肩に力を入れ続けている。なかには、本来は力が抜ける家族や恋人の関係のなかでさえ。
これは人間だけの不自然な狂気と言える。だから緊張を解く「道具として」人々は、マインドフルネス、瞑想「法」にとびつく。
あなたは、人を「上手く」愛「したい」と言う。
蝶や鳥は「上手く翔びたい」と『思う』だろうか。
誰かを好きな時、想いが「生じる」時、
『そうなりたいと意図』するだろうか。
あなたは母や友人たちを」好きになりたい」と
あなたは母や友人たちを」好きになりたい」と
思って感じたのか。
それは、まずハートで感じ、生じたもの。
それは、まずハートで感じ、生じたもの。
決して「考えてから感じた」ものではない。
瞑想が方法ではなく『状態』なのは、
瞑想が方法ではなく『状態』なのは、
意図しない十全な生のアートだからだ。
それは単なる座法ではない。
それは単なる座法ではない。
祈りや愛もまた瞑想だからだ。
人間は無意識にいろんなことを
人間は無意識にいろんなことを
『考え過ぎるために感じられない』、『行動も生じなくなる』。
あなたを、束縛しているのは『過去の記憶の
呪縛である闇と恐れ』だ。
あなたは、いつも愛され、生かされている。
あなたが『感じられないのは、考えている』から。
母や友人、そして大いなる存在はいつも
母や友人、そして大いなる存在はいつも
あなたに愛を注ぎ続けている。
日常生活のなかで『何に感謝できるか?』
常にハートに問いかけ続けなさい。
その光に眼を向けることだ。『感謝と恐れは同時に存在できない』、光と闇のように。
常にハートに問いかけ続けなさい。
その光に眼を向けることだ。『感謝と恐れは同時に存在できない』、光と闇のように。
あなたの生の質・ハートは、無意識に愛の問いかけをどれだけ行ったかで『確実に変容する』。
それが、相対瞑想のグレール(聖杯)内観であり、
『愛の錬金術』だ。合掌