私は30年前から数年間、鯉釣りにハマって筑後川を中心に週1回の休みには必ず竿を出してました。
この鯉達が現在メーターオーバーになってるかも(笑)
先日、アルバムの整理をしていたら数枚の鯉釣り時代の写真が出てきました。
これはたぶん26、27年前のものと思われます。
昔の鯉釣りスタイルは、竿を何本も並べてました。私も常時8本を空に向かっておっ立ててました。
ここは筑後大堰下の駐車場でいつも入っている場所です。まだ駐車場も広くなっていませんでした。
因みに現在の同じ場所です。
以前から言ってましたが、この頃はまだ河川敷に土が堆積されておらず、釣り座が低かったです。以前より1m近く高くなってます。
現在のように2〜3本で勝負する鯉師は皆無でした。
仕掛けはケプラートの伊勢アマ12号4本針で、それぞれに角芋や芋羊羹を手作りして使ってました。芋の種類も紅あずまや高系13号とか品種にこだわり箱買いしてました。芋羊羹も各人工夫を凝らして、色んな添加物を入れてました。私ははちみつくらいでしたが。とにかく芋を蒸して皮を剥き、裏ごしして片栗粉を入れて練り上げて再び蒸す。嫁さんからガス代がかかって仕方がないと小言を言われ続けて作成してました。これもいい思い出です。
後半は、マツダのボンゴワゴンに乗って本格的に鯉釣りしてました。
シートをフラットにして夜釣りもしてました。
この頃はスマホやiPadなどはなく、小型TVを積んだりラジオや読書で時間を潰してました。
センサーもこの頃は自作で有線です。
コムテックやバイトアラームなど当然なくて、器用な人は玄関チャイムを無線で飛ばせるようにしてましたが、ほとんど鈴がメインでした。私のセンサーも有線ながら非常に役に立ちました。
竿は磯竿5号の5.4mです。この頃は5.4mが主流でした。この竿は今でもクローゼットに眠ってます。リールはダイワのリーガル5000番です。これに8号ラインを巻いてました。これが8セット。鯉釣りをやめて邪魔だったのでリールは廃棄しました。まさか復活するとは思わなかったので。
釣果は当時も大したことはありませんでした。
この鯉達が現在メーターオーバーになってるかも(笑)
この頃は、鯉を釣って食す鯉師も多く、よく釣れた鯉をあげてました。
草魚もよく釣れました。最初に釣った時はメーターオーバーの化け物でびっくりした事を思い出します。わざわざ義理父に見せに行ったこともよく覚えてます。
鯉釣りのスタイルもいつの間にかユーロスタイルやボイリーなどが出現して、無線センサーも当たり前になりました。
昔は鯉釣り道具も少なく、当時はネットで簡単に購入出来るなんて夢のようです。それと情報量も格段の差があり携帯もないので、誰が何センチを上げた情報なんて半分以上噂のようでした。
長く続けられる鯉釣りは最高の趣味ですね。