・炭水化物Carbohydrate たんすいかぶつ
基本的に炭素(C)、水素(H)、酸素(O)の3元素より構成する、炭素の水化物(以前は一部を除いてCn(H2O)mと表わす・含水炭素)として命名したが実際は炭水化物でない元素組成上からだけのもの、炭化水素との区別しなければならないこともあって糖質ともいわれる。
単糖類(グルコース・フラクトースなど)、少糖類(蔗糖・乳糖など)、多糖類(単一多糖類:でん粉・デキストリン・セルロース、グリコーゲン 複合多糖類:アルギン酸、ペクチン、マンナン、カンテン)の4群に分類する。
近年では、炭水化物(糖質と食物繊維)>糖質(糖類[単糖類・少糖類の糖類]と多糖類)>糖類(単糖類・少糖類)と表し糖類は炭水化物ということが出来るが炭水化物だからと言って、糖類とはいえない。
人体ででん粉、ショ糖、グリコーゲンなどを加水分解し単糖類となって1g当り4kcalのエネルギー源とし吸収する。食物繊維のセルロース、アルギン酸の類は、腸内細菌によって分解されるが人のエネルギー源とはなりにくい。
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