・蝦夷ニュウ えぞにゅう
セリ科シシウド属、日本特産の多年草の山菜でエゾは北海道、ニュウはアイヌ語で、茎に甘味があることに由来と言う。別名、マルバアマニュウ、マルバエゾニュウ、サクともいう。
本州では高原に多く、沢沿いや湿り気の多い木陰に群生し5月~6月初旬頃に、株の真ん中に出た若い茎を葉を除いた部分のみを食用とする。花期は7~8月で、草丈1mになる渋み、えぐみがあり、汁が黒くなる。
皮を剥いて茹であく抜き後塩漬けして保存食にする。油炒め、揚げ物、煮物、味噌汁の実などにしている。
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