栗茸 くりたけ
モエギタケ科、9月末ごろから12月でも採取できる。広葉樹(くり、なら、くぬぎ)の枯れ木、切り株に群生し高さ10cm内外、傘の直径1~5cm、表面が明るい栗色で中央部はやや濃い。周辺部に白い繊維状の鱗片がある。
人口栽培も行われ原木栽培よりおがくず栽培もしている。くせがなくいろいろの食材と混ぜ汁物、煮物、揚げ物、天ぷら、佃煮とする。
栗茸と似ているにがぐりたけは、毒茸であり淡い黄色し苦味があり自生の採取に注意がいる。食用のクリタケと有毒のニガクリタケは、クリタケの方が色がやや濃いものの、形態はよく似る。同定の方法として、採取して少し噛んでみるというものがある。それがニガクリタケだと非常に苦い。確認後はすぐに吐き出せば、まず中毒の心配はない。ただし、クリタケにも多少の毒性があるともいわれる。
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