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電子工作関連(組み込みシステム、アマチュア無線、測定器自作など)の商品に関して、紹介と補足説明をします。

Applent ハンドヘルド LCR Meter AT824 レビュー

2017-08-29 21:28:12 | LCR Meter

Applent ハンドヘルド LCR Meter AT824 レビュー

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ご購入は

http://www.shop-online.jp/ElectronicsDIY5/index.php?body=spec&product_id=1174974&category_id=149044&PHPSESSID=bd5f65c78cf612420b6d901a5233bd3b

当SHOP Applent AT824 基本セット

(1)ATL501C (Kevin cable)
(2)ATL909 (9V 1A chager)(申し訳ありません。上記、画像に写ってませんが、日本向け 100V AC側 2PIN AC plugのものを添付します)
(3)ATL805(Litium battery)
(4)ATL600A(jumper)
(5)ATL105(Mini-USB cable)

プラス

(6)英語版 AT82X Software

Applent AT824について、補足説明を兼ねて、レビューを書いていきたいと思います。

Applent AT82X seriesは、そのオプションのモデル名に混乱があり、きちんと、いわゆる標準装備品で販売され、画像と同じものが届くのか、わからない販売がされてきました。だいたい、海外サイトのオプション名称は間違っていましたが、現在は少し、改善されたようです。当方では、ケルビンクリップ プローブ、リチウムバッテリーとバッテリーチャージャー、calibration用ジャンパー添付で本来のAT824 標準装備品を取り扱い、SMD用ケルビンプローブはオプション扱いとしています。同時入手ももちろん、可能です。それに加え、英語バージョンのAT82X Softwareを追加添付いたしております。

上位機種、AT825/AT825もご注文は可能ですが、価格は高くなります。

AT824は、電界コンデンサを、Cs(series equivalent),D factor測定を120Hzで行ったり、インダクタンスをLs(series equivalent),Q factor測定を1kHzで行うことができ、100Hz/120/Hz/1kHzの測定周波数設定ですが、通常の電子工作で、0.1pF/0.1uH単位までの測定に支障はありません。あえては、10kHz/100kHz対応の購入はしなくていいのですが、買う人は、AT826を購入されています。

特徴として、ハンドヘルドで価格帯的には、数少ない、50000counts modelです。多くが、20000counts modelのLCR用chipsetのですがそれより、高いスペックのシリーズになります。

タッチパネル搭載で、すこし、小さいですが急いでいるときは、重宝するときもあります。指が太い人はボタン操作のほうがいいと思いますが、その操作性もよく、考えられていると思います。

プログラム自体が、5線式対応で、ケルビンクリップ プローブを通常、使用しますが、そのfixtureの下にバナナプラグがありますが、これを使用しても簡易測定(2線式、および、3線式)も

アリゲーターケーブルを用意すれば可能です。(標準装備になっていません)

このAT824で、すごく、便利なソフトが組み込まれています。それは、コンデンサ、抵抗、インダクターの値をなるべく、均一化して、選別したい場合、まず、だいたい中央値をとる、たとえば、コンデンサをの値を測定し、それで、まず、基本値をセットして、あと、その誤差範囲を0.5%など、0.1%単位まで設定して、それをはずれた場合、alarmがなるような部品選別ができ、非常に便利になっています。昔、メリゴ方式の部品選別でこれがあればと個人的には思いました。

 



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