青葉城恋唄

仙台生まれ、仙台育ちの40代女性。
日々の生活で考えたことを記す雑記帳。

読書感想「海街diary」1~6巻

2015年07月10日 | ほん
マンガを読むのは読書か?




映画を観たので、原作マンガをレンタルして読んでみた。


原作と映画は幸の容姿がずいぶん違っていたけど、
あまり違和感なく読めた。
でも先に原作を読んでいたら、きっと映画に違和感を持っていたんだろうな。

映画は1~5巻までのいくつかのエピソードをつなげていたようです。
父の葬儀から、すずが鎌倉へやってくるまでの流れはほぼ映画の通り。

すずが所属するサッカーチーム、オクトパスの人間関係を削り、
代わりに「海猫食堂」のエピソードを膨らませていました。
食堂を軸にたくさんいる人物達をうまくつなげられていたので、
良い改変だったと思う。

・・・って、これは映画の感想か。



映画の感想で使った「居場所」という言葉が
6巻ですずの口から語られていたのが印象的。
やはり映画はうまく作られていたということかな。


「死んでゆく人と向き合うのはとてもエネルギーがいることなの
許容量が小さいからってそれを責めるのはやっぱり酷なのよ」
「子供であることを奪われた子供ほど哀しいものはありません」


など、主に幸の口から印象的なフレーズが語られて、
いろいろと考えさせられます。

一方で
「とんでもありません」「煮つまってた」など、
日本語の乱れが気になってしまった。

4巻くらいからは冗長な感じもしたし、
なかなかいいタイミングで映画化されたかも。
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