フィギュアスケートのNHK杯が行われ、久しぶりに楽しみました。
無観客での競技かと思いましたが、3000人ほどの人は、見ることができたようです。
やはり、見る人がいて、会場に流れる緊張があってこそ、また、競技する選手も真剣さが増すというもの。
選手の緊張があると、たとえテレビの前で見ていても、私も、また緊張してその滑りに集中していきます。
27日のショートに続き、28日はフリーが行われ、いつもと違うNHK杯の面白さを楽しみました。
いつもと違うという点は、ベテラン(?)の選手、羽生選手や宇野選手、紀平選手、宮原選手といった選手が出場していないことにあります。
田中刑事選手を除くと15歳~20歳の選手ということになり、その滑りはどうだろうと思って見ていました。
いつもと違う点のもう一つは、村主章枝選手や荒川静香選手、高橋大輔選手
が活躍し始めた頃の、これから磨かれていく滑りで、大会が行われたことです。
究極の技というよりも、これから伸びる、伸びしろを期待する技での競技だったことです。
この2つのいつもと違う点で、これまでのNHK杯を冠にした厳しい会場が、初初しい雰囲気を醸し出した風景になっていました。
「あぁ、こんな雰囲気で行われる競技も楽しいものだなあ・・」
そんなことを考えながら見ていた競技の中で、光ったのが坂本花織選手と鍵山優真選手、村元・高橋ペアです。
坂本選手と鍵山選手の滑りは、キラキラ光って、私の心を満たしてくれました。😃
村元選手と高橋選手の一生懸命さも、キラキラ光っていました。😁
「あぁ、フィギュアスケートの楽しみが一つ増えたな」
「高橋選手は、世界のアイスダンスの選手に負けん気でいるな」
心配していたリフトもできたし、規定されている滑りも村元選手とずれていませんでした。
アイスダンスは、高橋選手にとって、水を得た魚のように自分を解き放っ競技であるように思えてなりません。
これまで、アイスダンスは期待が持てない競技であり、熱心に見ていませんでした。
でも、これからは、目が離せない競技になってしまいました。
村元・高橋選手は、これから本当の大人のアイスダンスを、見せてくれそうです。
早く、コロナが治まって、会場が観客で満杯になって欲しいと思います。
ロシアの選手やネイサン・チェン選手など、脅威の圧力を目にしなくてよい今、本当に楽しみな、実力のある選手が育ってほしいと願っています。
次は、全日本フィギュアスケート選手権が12月23日(水)開始です。
宇野選手や紀平選手は、出場できるでしょうか?
楽しみです!!
テレビをパチリした画像です。