私の好きなテレビ番組にNHKの「チコちゃんに叱られる!」があります。チコちゃんの表情や森田アナのナレータが楽しくて、笑いを待ち受けてテレビを見ている感じです。
17日のチコちゃんの話題は「ネコがニャーと鳴くのはなぜ?」でした。
えっ、ネコがニャーって鳴くのはなぜって? なに言ってんの!!‥??
いつもニャー、ニャーと言っている“なな”。ネコだからニャーというのはあたりまえだと思ってきた私は、そんなこと考えたことない状態です。
正解は「ネコがニャーと鳴くのは人がいるから」
この回答に納得です。ななはネコなんですが、私の気持ちはわかるようです。今は怒っているようだから近寄らない、ゆったりとテレビの前にいるので甘えられそうだぞとか、態度を変えてきます。体をこすりつけたり、手を伸ばして顔に触ったりとジェスチャーをしてきます。それでも、自分のことを伝えるためには話すのが一番だとわかっているようで、知らないふりをしていると鳴き声が出てきます。
本当に「人に甘えたり世話をしてもらうために」なんですね。
ななは捕獲されて保健所に届けられた野良ネコの赤ちゃんでした。5匹兄弟のうち、一番元気に飛び跳ねていたので連れて帰りました。当時の私は愛猫のデージーが亡くなって、ペットロス状態でした。デージーのように可愛がることができると思っての行動でしたが、全く同じ気持ちでななに接することはできません。甘えてきても100%受け入れて安心させてあげることができないのです。だからでしょう、ななも甘えていても、安心しきった表情でない時があります。
かわいそうに‥
乳がんで亡くなる数日前のデージーです
家ネコで育っているので、外を歩き回ったことがありません。岩合さんの「世界ネコ歩き」を見ていると、海辺で魚をたらふく食べて丸々太っているネコや野原を走り、樹々に駆け上っているネコを見ます。紹介されているネコを見ながら、ななの世界の狭さを可哀そうに思います。私の家族として幸せであって欲しいと思いますが‥
ななは臆病らしくベランダの手すりの上ではなく中間の隙間を歩きます。
デージーは平均台で競技する体操女子選手のように手すりの上を平気で歩いていました。
もうスズランも咲き終わりました。5月1日はスズランの日