NHK BSプレミアムカフェ「きれいをあきらめないで」の再放送を見ました。
佐伯チズさんの美容家として歩みを追ったもので、一人の女性の生き様が描かれていました。
佐伯チズさんの歯切れの良い話っぷりに引き込まれ、つい見てしまいました。
いいえ、歯切れの良い話しぶりに引き込まれただけではありません。
「きれいをあきらめないで」
このタイトルに気を留めない女性がいるでしょうか?
年齢を重ねるにつれ、変わっていく容貌に心が止まって、つい見つめ込む鏡の中の顔。
・年だからしかたない
・自然の流れ
・おしゃれをしても誰も関心を持ってくれない
・年金生活になって、食べることが先なのよ
などなど・・・
こんな領域に入り込んだ私。
歳には勝てない私だけど、生き様は自分の精一杯の姿で生きていると思っています。
でもね・・、佐伯チズさんの力を持つことができなかったなぁ・・と。
だから、佐伯チズさんの言葉をここに再現して、もう一度、私も噛みしめてみたいと思います。
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佐伯チズさんが最も好きだったオードリーヘップバーンです。
「彼女は、60歳で亡くなるまでそのままの自然体で生きてこられたでしょ」
「綿のシャツ、綿のパンツでソマリアにも行き、彼女の生き様の通りに生きてきたきた訳でしょ」
ヘップバーンの生き様の通りに生き抜く姿勢が佐伯チズさんの生きる姿勢にもなったようです。
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なんだか、ヘップバーンに似ている佐伯チズさんです。
一人でも多くの人にきれいになってもらいたいと、定年後は更なる活動の場を広げています。
「80歳になっても皮膚は活性するのよ」
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手による「きれい」の実現を告知する佐伯チズさんは、エステサロンを始め、その技術者を育成しています。
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確かに70歳でエステサロンに行くには勇気がいります。
「いい年だからこそ行って欲しいのよ。若い人はほっていたってきれいなんだから」
そうなんですよね。
外見的に衰えてきた美は、誰しも諦めて現状を受け入れてしまいがちです。
でも、皮膚はその活性のサイクルを死ぬまでやめないことは真実なんですね。
そうであれば、皮膚をきれいに保つ努力は、効果的なのでは・・・
私の体験からしても、効果的なんですよね。マッサージをしてもらったら皮膚は、ムチムチして、凄く張りを持っています。
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「講演会に80歳になった方がおしゃれをして来られるんですよ」
「80歳の方にすてきですね。私も80歳の時そうでありたいわ・・というとその方が私も負けないように頑張ります」
・・80歳になっても諦めることなんかしないで、夢をバクバク食べて生きていきますよ。あきらめは毒 夢は薬!・・
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私は、この著書をまだ読んでいません。
ただ思います。
皮膚をきれいに保つのは化粧品ではなく、手によるお手入れだということではないか・・
皮膚を清潔にして、化粧水や乳液で肌を整えながら、顔のリンパ腺のツボを上手にマッサージすることで、皮膚は活性すると言う事ではないかと想像しました。
あぁ、私も「きれいをあきらめないで・・」と助言される年代です。
生き様で表現された今の顔です。
もう、間に合わないかもしれませんが、「顔が人生の看板である」ことを誇れる私の顔を創り上げていきたいと思います。
佐伯チズさんについて情報です。
弊社所属の美容家・佐伯チズが、2020年6月5日、ALS(筋萎縮性側索硬化症)のため、永眠いたしました。
享年77歳でございました。
享年77歳でございました。
2020年3月にALSとの診断を受けて以降、本人の強い意志のもと、美容家として全うすること、佐伯チズらしくあることを第一義に病と向き合ってまいりました。
ここに生前のご厚誼を深く感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。
ここに生前のご厚誼を深く感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。
謹んでお悔やみ申し上げます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/d1/85a4b5a011dc0e41f4c5eba1c80b83ae.jpg)
佐伯チズさんの生前のご活躍に女性として深く感謝申し上げます。