メダリスト オン アイスが終わって、全日本選手権が終了しました。
羽生選手や宇野選手、紀平選手は、今シーズンの初戦の大会となりました。
全競技が終わって感じていることは、競技のレベルが高かったということです。
特に男女の優勝者、羽生選手と紀平選手の競技内容は、世界へと繋がることができる出来でした。
女子のメダリストは、金・紀平梨花選手 銀・坂本花織選手 銅・宮原知子選手でした。
男子のメダリストは、金・羽生結弦選手 銀・宇野昌磨選手 銅・鍵山優真選手でした。
予想道理の結果が出ました。
鍵山選手と坂本選手は、11月にNHK杯があり、共に優勝したばかりですから、競技の感覚は十分ついていたことと思います。
NHK杯のときと同じ、良い滑りでした。
期待していた羽生選手と宇野選手、紀平選手の滑り( ^ω^)・・・。
滑る喜びが満面に伺えた宇野選手。
本当に、緊張しながら顔がほころんでいました。
先のシーズンでコーチのいない試練を味わった宇野選手が、たどり着いたステファン・ランビエルコーチ。
余程、良い関係が築けているようで、宇野選手がコーチを見る目には、喜びが感じられます。
滑りも、私にはステファン・ランビエルの滑りに似ていると感じられました。
「あぁ、良い結果が出せそうだなぁ」
鍵山選手が宇野選手と羽生選手の間で滑ったフリー。
如何ばかりかの緊張だろうと思いました。案の定、滑る直前には、胸を押さえて、深呼吸してる・・あぁ、大丈夫かな?
それでも滑り切り、素晴らしい点数を出しました。
「頑張ったじゃん!!」お父さんの声が聞こえました。
心待ちした羽生選手の滑りは、如何に・・
ショートで、どんなに努力が積み重ねられてきたか、その片鱗は感じることができていました。
が、しかし~
ショートが満点であればあるほど、フリーが崩れる姿を何度か見てきた私には、ショートだけの滑りでは、安心できないのです。
でも、そんなのは危惧でしかありませんでした。
羽生選手は、確かに上杉謙信の真実を追った真剣な練習を重ねてきたと、すぐにわかるほど、上杉謙信の姿になっていました。
4回転もクリアできていました。滑り全体のスピードが速くなっていました。
異次元の滑りと評価されるのに値するスケートでした。😀
紀平選手も練習をしていました。
ショートが終わった時点で
「疲れていて、回転なんかは20点ぐらいしか付けられない」
といっていました。
まだ、80点の力が隠されているのかと・・・
フリーは、楽しみでした。4回転はどんなだろうと不安でもありましたが・・
でも、跳びましたね‥やっぱり、跳ばないとロシア女子選手に、勝てないでしょ!
しっかりした4回転ジャンプが跳べました。
もう、私の頭の中では、ロシア女子選手と競う紀平選手の姿が見えて、期待感が大きくなります。
ロシア女子という大きな壁があることが、どんなにプレッシャーだろうと想像されます。滑る楽しさも半減だろうな・・・
それにしても幸運な紀平選手だと思ったのが、競技前にステファン・ランビエルコーチと濱田美栄コーチと紀平選手が手をつないで輪を作っていたことです。
紀平選手が競技を終えたとき、この二人のコーチは抱き合って喜びを分かち合っていました。
最高のコーチ二人に指導を受けている紀平選手。
「ここまでこれたのも、たくさんの方に支えていただいたからです」
良い結果を出して、お世話になったお礼にしたいと話す紀平選手です。
坂本選手は、NHK杯のときと同じく、大きな動きのある、スピードに乗った滑りで、とても良かったです。
宮原選手もとても良い演技でした。
先のシーズンでは、ジャンプで回転不足などがありましたが、改善されていました。
とにかく、音楽と体の動きに一体感があり、美しい表現ができています。
「本当の滑る力を持った選手だなぁ・・」
本当に、力のある選手がたくさんいました。
これから楽しみです。
今回、画像をたくさん入れました。テレビ画面からパチリしましたので、動きがあり、ぶれて、あまりきれいな画像ではありませんが、お楽しみください。