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遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~ 第1話

2012-10-23 23:20:58 | 2012秋ドラマ
第1話 「30歳目前。オレの人生やり直せますか?」

小平丈太郎(生田斗真)は28歳で東京で派遣社員だったが、派遣切りにあってしまい、付き合っていた彼女も離れてしまう。
実家の宇都宮では、弟の啓太郎(生田竜聖)が市役所に就職して実家に戻っており、実家での居場所も無くなっていた。
預金残高は20万円を切り、インターネットで格安の家賃の物件を探していたところ、webにあった「地域おこし協力隊」の広告が目に入る。
3年間継続することが条件で月13万円の給料が入るというものだったが、勤務地は高知県の四万十市だった。
「俺は人生を選べる立場にない。俺を受け入れてくれるところに行くしかない。たとえその先、何もなかったとしても」と思い、四万十市に行く決意をする。
同じく東京の大学病院で研究をしていた二階堂かほり(真木よう子)は、生まれ故郷にある四万十市民中央病院での勤務を打診される。
アメリカで研究者として活躍することを夢見ていたかほりだったが、上司から「アメリカの研究所なんて狭き門なんだよ。君レベルの能力の先生なんて、いくらだっているんだから」と言われ、異動を拒むことは出来なかった。
丈太郎は、飛行機と電車を乗り継いで四万十市に向かうが、いずれの車中でもかほりがビールを飲んでいる姿を目撃する。
四万十市に着いた丈太郎は、かほりに声を掛けるが、かほりはナンパだと思って相手にしない。
迎えに来た「地域おこし協力隊」隊長・藤井順一(桐谷健太)に連れられて市役所に行った丈太郎は、「地域おこし課」課長の日下哲也(松重豊)に「もし誰かに会ったら、感じよく挨拶をしてください。小平さんが知らんでも、明日には小平さんの事をみんなが知っちょります。良い噂も悪い噂も、あっという間です。この町の人間として生きていけるかは、最初が肝心です」とアドバイスを受ける。
丈太郎の住む家の向かいには大村(倍賞美津子)が住んでおり、丈太郎は夕飯をごちそうになり、翌日からは受け持ちのお年寄りの足代わりとなって病院に送迎をしたり、重労働を手伝ったりする。
一方かほりは、内科医として勤務していたが、外科の分野である傷の縫合をさせられるなどするため、それらを指示する看護師・森下彩花(香椎由宇)に対して「看護師の森下さんの指示は受けたくありません」と言って、患者を外科に回すようにさせる。
丈太郎は、お年寄りたちの気ままな要望に疲れ、大村に夕飯を誘われるが断る。
夜、借りっぱなしだったポットを返しに大村の家を訪れると、大村が家の中で倒れていた。
丈太郎は病院に運ぶが、かほりの懸命な心臓マッサージの甲斐もなく大村は死亡。
臨床医としての経験がこれまで無かったかほりは、このことにショックを受け、森下に「生意気なことを言ってスミマセンでした」と謝る。
丈太郎は、自分が夕食を断らなかったら大村は亡くならなかったのではないかと自分を責めるが、日下課長は「ここは都会よりも人が身近です。それは人の死も身近ってことですから」と声を掛け、みんなに丈太郎のせいではないと慰められる。
しかし丈太郎は「俺が雑用だと思っていた仕事は、この町の人が生きていくためにすごく重要なことで・・・ホントにスミマセン」と謝るばかりだった。
数日後、丈太郎は「答えは簡単に見つからない。何のために生きているのか、どこで生きるべきなのか、どこに向かって進めばいいのか・・・。この先に一体何があるのだろう」と考えながら、四万十川でかほりとカヌーを漕ぎ・・・


というような話でした。

穏やかな景色の中で、将来が見えなく不安に思う若者、田舎に住む人々の現状等が、よく出ていたと思います
主役の丈太郎&かほり以外が、どういう感じで絡んでくるのかな?と思ったのですが、無理なくスッと入ってきたのがまた良かったなぁ、と。
まぁ、かほりの元彼・松本弘樹(柄本佑)が、森下の現在の彼という偶然はありますが、同じ病院内に勤めていればそういうことにもなりますよね、ということで。
かほりVS森下が、医師VS看護師以外ででも火花を散らしそうですけど
強気なかほりだったけど、「スミマセンでした」と素直に謝るところもあるのね~。

田舎のお年寄りの方々は、やっぱり若い人が来ると嬉しいんですよね。
そしてお話が止まらず・・・私も20代の時に仕事でそういうお年寄りの方と話すことがよくあって。
丈太郎の気持ちも、何となく分かります。
これから丈太郎がどういう風に考え方を変えていくのかが、とても気になります。

最後、丈太郎の語りで「答えは簡単に見つからない」と言っていましたが、このドラマの終着点はどこになるのでしょう?
その辺も気になる所です。
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4 コメント

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う~む・・・ (まこ)
2012-10-24 14:43:42
確かに着地点が想像しにくい・・・
初回からシビアな現実を見せ付けてくれた
だけに、田舎生活に癒され、年寄り達との生活にも
慣れた丈太郎がこのまま四万十に移り住む・・・
というベタな展開ではなさそう。

その点も含め、今後の展開や、
人間模様が楽しみなドラマですわー♪
返信する
>まこさんへ (emi)
2012-10-24 15:02:35
まこさん、コメントありがとうございます!

>慣れた丈太郎がこのまま四万十に移り住む・・・
>というベタな展開ではなさそう。
OA前はそういうドラマなのかな?と思っていたのですが、いざ観てみるとそうではなさそうですよね。
甘い青春ドラマでもなく・・・でも、こうしてしっかり描いてくれる作品の方が観やすいかもしれません。
そして、シビアなんだけど、「大自然」という綺麗な景色で癒されるというか・・・。
(現代版「北の国から」みたいな感じ?なんて思ったりしながら観ていました。全然違うかもしれないけど)

今後の展開が楽しみですね!
返信する
そうそう (ルル)
2012-10-24 15:22:01
>このドラマの終着点はどこになるのでしょう?

そうそう~そこが見えないんで
予想が出来ず
楽しみにはなるけど
逆に不安なような気も。
人数も多いので
一人一人に時間を掛けられずで
散漫になったりとか

けど
役者さんは揃えたって感じで
すぐに止めちゃうのも
勿体なくって。
が(笑)
もうすぐハエ女が
始まるので火曜日はいっぱいで。
夏と違って?(笑)
困りますね~
返信する
>ルルさんへ (emi)
2012-10-24 15:44:13
ルルさん、コメントありがとうございます!

>人数も多いので一人一人に時間を掛けられずで散漫になったりとか

それが心配ですよね(^_^;)
丈太郎&かほりが主軸で描かれるのかな?と思って観ていたのですが、他の若手キャストがどう絡んで行くのか、楽しみでもあり、不安でもあり(←ストーリーに)。

このドラマの第1話の私の評価は、かなりトップレベルです(笑)
2話以降も観てみないと中々まだ分かりませんが、秋ドラマは忙しくて嬉しい悲鳴ですね♪
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