emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

Dr.DMAT 第10話

2014-03-14 15:28:13 | 2014冬ドラマ
第10話 「巨大地震と戦う!」

東京都奥多摩地区を震源とする大地震が起こり、東京23区内も震度6弱が観測される。
奥多摩には、有栖川総合病院の内科医・八雲響(大倉忠義)の妹・春子(瀧本美織)が、看護師・吉岡凜(加藤あい)の付き添いの元で響の祖父・雷蔵(左とん平)の元へ試験外泊をしており、ERの医長・小曽根達也(佐藤二朗)は凛と春子の安否を電話で確かめるように響へ促すが、響は「きっとすぐにケガ人が押し寄せて来るはずです。いつもどおり僕たちは今できることをするだけです」と話して、押し寄せてくるケガ人をトリアージしながら対応していく。
大田区の製紙工場では建物の倒壊があり、東京消防庁のハイパーレスキュー隊隊長・桜庭周作(石黒賢)らが現場に駆けつける。
負傷者が多数発生しており、DMATの出動要請が出るが、響は病院内での緊急患者が多くて出動は出来ないと断る。
再度DMATの出動要請が入り、響は断るが、院長・伊勢崎勝一(國村隼)がやってきて要請を受けてしまい、医師らに「今こそDMATの真価が問われる時だ。病院にいる者の負担が増えるのは誰よりも認識してるつもりだ。現場に出る君たちも危険にさらされるだろう。だが、瓦礫の下に今、救える命があるんだ。今でなきゃならん。助けられるのは、我々の他にない。今となっては、俺が現場に出向くよりも現場で役に立つ男がいる。八雲、お前だ。頼む」と言って、響と脳外科医・伊勢崎紅美(市川実日子)と看護師らを現場に派遣する。
製紙工場では救護所が設けられ、近隣の医師5人が処置をしていたが、統制が取れておらず、優先されるべき患者の判断が正しくなされていない状況にあった。
響は、がれきの下敷きになっている女性・大迫昌子の治療を行うが、昌子の息子で医師の大迫卓司(宮川一朗太)が現れて自分が診ると言ってきかず、救急隊員に止められる。
そんな中、大きな余震が起こって退避命令が出たため、響は昌子に緊急の処置を施して昌子をその場に残し、他の隊員らと共に屋外へ退避する。
卓司が再び屋内に入っていこうとしたため響が止めると、卓司は響を殴り、「アンタ、他人事だからそんなことが言えるんだ。自分の家族が、肉親だったらどうなんだよ!?」と叫ぶ。
すると響は「その手は患者を助けるための手です。あなたがケガをしたら、私は一人余計な患者を診ることになります。この場から離れてください。お願いします」と頭を下げて離れていき、桜庭は「彼は今では東京でDMAT出場回数が一番多く、私が最も信頼をおいている医師です。冷淡に感じられるかもしれませんが、彼の判断は今この場では間違いなく正しい、私にはそう断言できます」と卓司に声を掛ける。
建物の安全確認が行われたため昌子の搬出作業が行われ、響は救護所へ行って救護所の混乱ぶりを確認する。
響は医師たちを集め、「これより僕がこの救護所を統括させていただきます。僕にはこれまでの経験があります。今、先生方に倒れられては、これから増え続ける患者に対応できません。近隣の道路状況からして、救急車が到着できません。他に頼る所のない患者は、みんなここに集まってきます。(これ以上は無理だと言う声に対して)全ての患者を平等に診ようとするからです。今からはトリアージの順守はもちろん、救命及び救急搬送は、助かる見込みのある患者を優先し、迷わず診察してください。場合によっては(患者を切り捨てることも)。ここは病院じゃありません。医師も資材も限られています。全員救うのは無理です。救える命から救う、それが結果的に多くの命を救う最善な方法なんです。誰だって目の前の患者を助けたいんです!でも今、この災害時に必要なのは、一人でも多くの命を救う事です。どうか僕の指示を聞いてください。お願いします」と言って頭を下げる。
・・・全体の状況を把握するんだ。患者の緊急度と重症度、そして仲間の能力を最大に発揮させなきゃ、救命率は上がらない。判断を誤れば、他の患者も巻き込む。最小の犠牲で最大多数を救う。その判断を下すのが僕の仕事だ・・・
真夜中になって救護所がようやく落ち着いてきたため、響は凛と連絡を取り、春子も無事で、公民館の避難所にいることが分かる。
翌日、製紙工場の救護者が片付いたため響たちは病院に戻り、ねぎらう院長に対して響は「いつもどおりやっただけです」と笑みを浮かべながら話す。
奥多摩では、春子の吸引装置を雷蔵の家に置いたまま避難所に来てしまったため、凛が取りに戻る。
凛は、吸引装置を持って避難所へ戻ろうとするが、道端で泣いている女の子・朱音(久家心)を見つけ、朱音の母が家の中で倒れているのを発見する。
その時、大きな余震が起こり、それが収まった後で異常な音が屋外から聞こえて・・・


というような内容でした。

大地震が起こった時、個人で開業している医師は、こういう状態になることもある、ってことなのかな。
確かに、目の前で助けを求められたら、やはりそこから助けたくなってしまうものなのかも・・・。
でも、響のように、中心で指示をしてくれる医師がいれば、その指示に従って動く方が効率的な事は確かなので、医師間でそういう連携が大災害時にできるような訓練が必要なんだろうな(考えている地域は既にあるかもしれませんが)と思いました。
母親の救護を最優先にしようとする医師・卓司の行動(特に響を殴った所)にはビックリしてしまいましたが

響が、しっかりと先頭に立って、冷静に対応している姿には、勝手に感慨深いものを感じ(笑)、ジーンとしていました。
「最小の犠牲で最大多数を救う。その判断を下すのが僕の仕事だ」ですって
まだ若いからベテランの町医者に叱責されてしまうかとも思ったけどそういうことはなく、殴られてもひるまずw、今までの経験から学んだことを言葉に出してしっかりと話す姿は、とても良かったです

23区内の被害の状況は落ち着いて、最後は土砂崩れ現場へのDMAT出動・・・
凛の安否も気になるし、春子は眠ったままなのか!?
来週は最終回・・・どういうエンディングになるのかな?

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
※公式HP(こちら
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おしゃれイズム 金子ノブア... | トップ | 三匹のおっさん~正義の味方... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。