emitanの心にうつりゆくもの

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病室で念仏を唱えないでください 第3話

2020-02-05 13:35:56 | 2020冬ドラマ
第3話 「爆発事故 炎の中の恩人を救え」

リアルタイムで観ていたのですが、今回はそれほど印象に残らず
救命救急医であり僧侶・松本照円(照之)(伊藤英明)がメインではなく、
救命救急医・三宅涼子(中谷美紀)心臓外科医・児島眞白(松本穂香)の話がメインだったからかなぁ。
でも、救命救急医と心臓外科医の仕事内容について詳しく分かる部分が何点かあったので、勉強になりました。

児島は、救命救急への憧れが強いようですが、
一方で心臓外科医・濱田達哉(ムロツヨシ)が言っていた
「それでオペ上手くなるの?知識増えるの?」という言葉も、広く考えてみれば分からない訳でもなく・・・
まぁムロ氏濱田が言うとムカつきますけどね(笑)
僧帽弁形成のオペの資料を児島に頼むものの、言われたことだけでなく過去のデータも出しておくようにと。
それで真面目な児島は、過去の病院内手術全データと それを自分なりにまとめたものを提出し、濱田も児島が勉強はキチンとしていることが分かったのでしょうか。
「仕事は速くありません。ですが、何より馬鹿なほど熱意がある。僕が指導すれば、一流の心臓外科医になります。自分でいうのも何ですが、僕は割と育成の方も得意でして」
と執刀医に推薦。
同時期に松本も児島に救命救急にスカウトしていましたが、果たしてどうなるのでしょうか??


三宅の方は、担当している患者・宮島隆弘(ナオト・インティライミ)に自殺願望があるのではないかと松本に言われ、
「救急医の仕事は、第一に目の前の命を救うこと。それぞれが持ち場を守るから、病院が回ってるの。うつなら精神科受診させるしかない。それも、患者自身が望まなきゃ何もできない!」と反論するものの、
「老い、病、死。この3つの苦しみに『生まれる』を加えた4つが人間の苦しみの根源だとお釈迦様はおっしゃった。生きること自体、苦なんだよ。僕はこの生きる苦しみからも患者を救いたいんだよ!」
と言われて、悩んでいましたね。

NHK土9ドラマ「心の傷を癒すということ」は精神科医の話ですが、そこでも精神科医は気になる人がいても自分からは積極的には話しかけないで、自ら相談に来るのを待つ描写がありましたが、
病院の先生も色々と苦悩することが多いのでしょうね。
そして、病院の先生の言葉って、患者にとっては結構頭に残るから、慎重に言葉を選ばないといけないのでしょうし・・・。
でも、一方で松本の言うこともよく分かるし、患者側からすると松本のように精神的に支えとなる言葉を掛けてもらえる方が嬉しいような・・・。

宮島は退院するものの、自殺未遂をして再度救急搬送
そんな中、三宅の恩師で消防隊員・藤森貴文(宇梶剛士)の死亡もあり、三宅の宮島への対応も変わってきて・・・
「病気もケガもなくても、ただ生きてるだけでしんどい時もありますよね。
 人間そういうものらしいですよ、仏の教えによると。
 でも、あなたが自殺したら、あなたの周りの大事な人たちが、眠れなくなるんじゃないですか?生きてるのが辛くなる。
 上司が何といおうと、奥さんにとって宮島さんは宝物です。
 あなたがやろうとしたことは、あなたの上司と同じこと。
 人の、奥さんの気持ちを考えていないと私は思います」
と、松本の影響をやや受けた(!?)言葉で宮島の心を動かし、宮島は心の治療も受けることに。

「一線、たまには越えて感情で動いてみてもいいのかもね。どのみち眠れない夜があるなら」
三宅のスッキリとした顔でのこの言葉が、とても印象に残りました。


大動脈損傷の患者が来て下行大動脈損傷置換手術をすることになり、緊急オペを心臓外科に依頼したところ児島が来て、執刀し、成功。
手術後に濱田と松本がまたバチバチとやりあっていました
「救急とは違うんですよ、心臓外科は。一か八かやりました、失敗しました、仕方がない、運が悪かった…そういう医療は心外にはできません。だから…」
「助けられそうにない患者には手を出さない、見捨てる…僕にはそういう医療はできません」
「そうですか。では、うちには迷惑を掛けずにやってください。もし心外が訴えられでもしたら、結果的に患者さんに迷惑がかかるんで。では、お疲れさん」
二人は次第に分かり合えるのでしょうか??


今後の各医師の変化が、とても気になります!
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※これまでの感想
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