アイムホーム 第３話

第３話　「僕は義父を殺した!?苦いワインの秘密…」

※あらすじを書き留めながら感想を書きたいと思います。

休日の朝、カレンダーを見た家路久（木村拓哉）は、５年前に別れた妻・香（水野美紀）の父・野沢和也（寺田農）が倒れた日であることを思い出し、香の実家の七回忌会場に駆けつけるが、香と娘・すばる（山口まゆ）は遅刻して読経に間に合わなかった。
親戚の一人が久に対して「お前が和也さんを死なせたんだよ！」と怒鳴って殴り、久は気絶してしまい、香の妹・祥子（蓮佛美沙子）が手当てをするが、祥子は久に「お姉ちゃんたちとは顔を合わせない方がいい」と言って去っていく。
そして廊下では、野沢家の親族が久の事を「（和也と）同じ会社の部下だったんでしょ。だから香ちゃんと結婚したらしいわよ。で、和也さんが社長になれなかった途端、別れてさ。今度は金目当てで資産家の娘と一緒になったんだって」と話しているのを聞いて、久は愕然とする。
そんな久のポケットには、身に覚えのないビニールシートが入っていた。
久は、法務局に行って登記簿を調べてみると、現在住んでいるマンションは妻・恵（上戸彩）の父であり森電産の社長・森龍夫の所有物であることが分かる。

久はすごく良いマンションに住んでいるな～（そんなに証券会社のエリートだと良い所に住めるのね）と思っていたら、恵のお父さんの所有マンションに住んでいたのですね。
恵が「クリーニング代がかかる」とか急に庶民的な事を言っていたので「あれ？」と思っていたのですが、日常的には金銭の援助は受けていない、という事なのかな？
それにしても、思い立ったらすぐに行動してしまう久・・・記憶を無くしているとはいえ、普通だったら香に「今からお義父さんのお参りに行くから！」とか電話をするものだと思いますが、電話を忘れていったから仕方ないか


次の土曜日に息子・良雄（橋來）の幼稚園の運動会がある事を知った久は、親子での障害物競走に一緒に出ると恵に約束する。
しかし、会社からその日に人気テレビ番組に生出演をするように言われ、久は断るが、執行役員・勅使河原洋介（渡辺いっけい）に「業務命令だ」と言われてしまい、久は恵に電話を掛けて謝ると「男が何度も謝らないの。電話ありがとね」と言われる。
久は第十三営業部長・小机幸男（西田敏行）から、専務だった野沢和也は面倒見が良い人だったが、部下の不祥事の責任を取って辞任した事を聞く。
帰宅した久は恵に、自分との馴れ初めを思い切って聞こうとするが、恵は話をはぐらかしてしまう。

久は恵との記憶を無くしてしまったけど、恵のために忘れる事にしたとか、そういう事なんじゃないかな？
恵は大きい事を久に隠しているように見えたので・・・。
恵は久に、馴れ初めの事とか事故前の生活の事は思い出してほしくないのでは？と、そんな感じに見えました。


休日に、久は香に呼び出され、すばるにはもう会わないでほしいと言われる。
久は香から離婚理由を聞こうとすると、香が倒れ込んでしまったため、香を背負って病院に運び込むが、そんな久の姿を買い物中の恵が目撃する。
香は過労で入院する事になり、駆けつけた祥子から久は自分が仕事も遊びも激しかったが、離婚の一番の理由は家を飛び出してまでやっていた香のライターとしての仕事を理解しなかったため、香の方から離婚を切り出したことを聞かされる。
すると、目を覚ました香は、その時は久はすばるの事は可愛がっていたから家庭だけは壊したくなかったから別れたがらなかったことを話し、香は「色々とあったけど、すばるにしてくれた事は私も感謝してる」と話す。
そんな香と久のやり取りを、病院に駆け付けたすばるは廊下から聞き、後日久を呼び出す。
すばるは久に、香を助けたお礼として自分が作ったクッキーを渡し、久が持っていたビニールシートについて「昔それでよく何かを作ってたよね、お酒の」と話すと、久はそのシートがラベルコレクター用の物であることを思い出す。

久は、家庭を壊したくないと思ったようだけど、それは自身の体験からなのかなぁ？
先週、幸せでない少年時代＆奨学金で大学に通ったという話が出ていたけど、久の両親は離婚しているとかそういうことなのですかね？
家庭を壊したくないという思いはあっても女遊びはしていたという、なんたる矛盾・・・
すばるの事は娘として愛していたけど、香との愛情は無くなってしまっていたという事なのかな？
香に対しては悪い男だったけど、すばるに対しては良いお父さんだったというのが、まだ少し救われたな～と思いました


久は野沢家に行き、和也の遺品が置かれてある部屋に行き、持っていた鍵を使ってワインセラーを開けてみると、そこには「祝　結婚10周年！家永くん　これからも末長く香をよろしく」と書かれた2005年産のワインと「我が友　久くん」と書かれたワインブックのファイルが置かれていた。
ファイルには、久と飲んだワインのラベルと、久との当時の思い出が記されていて、それを一緒に見た祥子は久に「父は言ってた。久くんの事を悪く言う奴もいっぱいいるが、俺は買っている。久君は陰で誰よりも努力している。毎日夜中まで接待した後、朝一番に出社して、ニューヨーク市場の株価分析をしているんだよ」と話し、涙を流す久に「お義兄さん、今の家族と幸せになって」と声を掛ける。

あんな荷物の下の方に電源の入った電化製品が何年も置いてあって大丈夫だったの？？とか、
2005年物のワインを家では飲めないのは分かるけど、ワイングラスはどう調達したの？？とか、
ちょっとツッコみたくなってしまいましたが、
久はただの仕事人間という訳ではなく、和也との付き合いは大事にしていたようですね。
それは、会社の上司と部下という訳ではなく、ワインを通じた「友」として？
その記憶が無くなってしまったのは何とも勿体ないけど、あのファイルを見て少しずつ思い出せるのかな？
和也としては、香とずっと上手くいってほしかったのでしょうけどね。
離婚した後、和也が急死してしまい、久の事をみんな悪く言っていたけど、事故前の久はそれをあえて否定して回る人じゃなかったということなのかな。
「俺の事をそう思いたければそれでいい」みたいな・・・なんか、演じている木村君に似ている所があるような気もしました。


土曜日になり、久はテレビ局で生出演に備えるが、良雄の運動会の事が気になってしまい、テレビ局を抜け出して幼稚園に駆けつけてしまう。
久は良雄と一緒に障害物競走に出場し、良雄は大喜びする。
ある日、恵は香が通っているパン教室に生徒として参加する事にする。
・・・僕の知らない所で、自分の手でまた新たな真実を確かめに行く者もいた。だけどそんな事は、まだ全然知らなかった・・・

思い立ったらすぐに行動してしまう久・・・
冒頭の、和也の法要に駆けつけてしまうのにもビックリでしたが、生放送を直前に抜け出すとは！（ドラマですけど）
良雄は、思いがけずもお父さんが来てくれて、とても嬉しかったでしょうけどね。

恵は、香と接触を試みているけど、ただ久が浮気をしていないか確かめるだけなのかな？
それとも、嫉妬心がメラメラとしていて、何かよからぬ事をしてしまうとか、そこまではいかないですよね！？
恵は元々謎めいていたけど、ここへきて危険人物のようにも見えてきました（妄想しすぎ？　笑）
久と結婚する事になったのは、恵が猛プッシュしたからなのかなぁ？
そして、それは何狙いでそうだったのか？？
原作を読んだことが無いので、勝手にドキドキしています
←web拍手です。
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