執筆時点(R3/10/19)はSW2.5のサプリメント「メイガスアーツ」の発売日です!!
「メイガスアーツ」は2.0時代のWT(ウィザーズトゥーム)に相当するサプリメントであり、多くの追加魔法と共にCG(カルディアグレイス)にて登場していた「ウォーリーダー技能」と新規となる「ジオマンサー」を含めた大型サプリメントとなります。
一方でだいぶ強い魔法データがあるため
環境自体がまるで違うと言ってよいレベル。
◯ウォーリーダーとは
軍師とも呼ばれる技能で、PTに恩恵のある「鼓咆」と流れを読むことで自身への恩恵を得る「陣率」の2つを駆使します。
MPの消費が無く長期戦ほど強力な技能になりますが、その能力を十分に活かせるのはPT中1人~2人といったところでしょう。
基本的には鼓咆にて「陣気」を得て、最大ランクの鼓咆や陣率でこれを放出します。
「陣気」には他にも溜める手段があるため、それに適合するのであればウォーリーダー技能をより強く安定して運用することができます。
ただし、鼓咆は「軍師本人は恩恵を受けられない」「鼓咆は各キャラクターごとに1つしか恩恵を受けられない」こともあり、誰が持つかはPT単位で考えていくべきものとなります。
・誰が持つべき?
以下の役割を持つキャラクターは、併記する陣率などによって陣気を稼ぎやすいと言えます。
- 回復役:【陣率:堅固なる布陣】
- 突破力のあるキャラクター:【陣率:掃討の勝鬨】
- かばう盾:〈盾徽章〉
陣気を得る方法は他にもありますが、おおまかにはこの3つが相性が良いと言えるでしょう。
重複していればなお良しという感じです。
盾徽章の効果自体は(スタッフを利用しないならば)比較的容易に利用できるため、単純に後衛との相性が良いとも言えます。
この中で最も安定して陣気を取得できるのは回復役となるため、プリーストが最高相性でしょうか。
また、攻撃よる【陣率:掃討の勝鬨】も狙えるフェアリーテイマーも相性は良いですが、こちらは〈スタッフ〉装備を含む戦闘特技の枠と要相談となるでしょう。
・どう構築・運用するべき?
基本的には軸となる鼓咆の分類を1つ選び、それを伸ばしていく形になります。
各レベル帯ごとに2枠前後が陣率に回せることになります。
低レベルの間は陣気をより多く得る各種要素が使いづらく、陣気を貯めるのに苦労します。
一方で鼓咆で陣気を消費することがないため、陣率の運用は難しくありません。
中レベルになると「誰が持つべき?」で挙げた陣気を溜める陣率も登場し、陣率をよりアグレッシブに利用できるようになります。
この辺りは最も運用の自由度が高い時期でしょう。尤も、鼓咆の習得数は限りがあるため計画的な取得が必要なことには変わりがありません。
高レベルになると「陣気を消費する鼓咆」が登場します。
それぞれ効果は強力なものですが、順調に伸ばすと鼓咆で溜めたぶんをすべて放出することもあります。
これを使用した上で陣気も使っていくためには中レベル帯で習得できる「陣気を溜める陣率」を狙っていくことになります。
従って、高レベルの鼓咆と陣気の溜まり具合を考えながら運用するテクニカルな用法が求められる運用が登場することになります。
いずれにしても、複数の分類の鼓咆を跨いで習得するには習得枠がとてもではありませんが足りません。
戦闘特技と交換で習得する手もありますが、それが叶うビルドもそう多くありません。
(特に攻撃役においては顕著に苦しいと言えます。)
公式の運用例でも鼓舞系と呼ばれる独立した分類以外では鼓咆の分類変更は行っていないので、1系統+鼓舞系が公式の想定する動きのようです。
まとめ
- 「鼓咆」と「陣率」を「陣気」を融通しながら運用していく技能
- 「陣率」を扱う場合には「陣気」をより多く入手できるよう工夫すると良い
- 高レベルの「鼓咆」を用いつつ「陣率」も使うためには「陣気」を集める工夫が必須になる
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