「オリーブの小枝」

ピアノ弾き語りと歌作り、暮らしの楽しみ

木蓮

2012年03月31日 | 徒然
相方のトシさんが送ってくださった木蓮の写真です

もう木蓮の季節ですね
桜の少し前に花を咲かせます

私は木蓮の花が大好き♪
春の静かな満月の夜
ライブの帰りに真夜中、足元に影ができるほどの月明かりに、満開の木蓮を見たことがありました。
あまりの美しさに、しばらくその場を動けませんでした。

白くふくよかな、柔らかそうな木蓮の花一つ一つに月の光が宿り
木蓮の木全体がふわっと闇のなかに浮かび
まるで異世界に迷いこんだように幻想的で…

本当に美しく、優しい木蓮の精に出会ったようでした
この感動を歌にしたいと書いたのが木蓮という曲です。

木蓮の木の下で、恋人と最後のキスをして別れてしまうのですが、忘れたくても忘れられない…
木蓮の甘い香りに、かの人を思い出し、会いたくて…
という切ないバラードです

この歌は聴く人の涙を誘い、ライブでは涙を流して聴いて下さる方も

あの月夜に木蓮の木がプレゼントしてくれた、大切な一曲になりました

毎年木蓮の季節になるとあの夜の美しい木蓮の姿を思い出します

あの木蓮にまた会いたいな

でも、あれはあの月夜に偶然出逢えただけの、本当の「木蓮の花の精」だったのかもしれません