「オリーブの小枝」

ピアノ弾き語りと歌作り、暮らしの楽しみ

オーケストラの演奏会

2012年11月04日 | 音楽
おおたアカデミーオーケストラの演奏会に行って来ました。

私のピアノの師匠がクラリネットで参加します。(ご専門はクラリネットなんです、師匠)

ジャズ仲間と車を乗り合わせ、4人で楽しくドライブしながら(笑)


この日の演目は


歌劇「劇場支配人」序曲 K.486(モーツアルト)

ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18(セルゲイ・ラフマニノフ)

交響曲 第2番 ニ長調 Op.43(J.シベリウス)


などでした。
演奏前に指揮者から曲の解説と聴き所などのアドバイスなどがありました。分かりやすく、曲の世界に入りやすかったです。



今回はゲストが高田匡隆(たかだまさたか)さんというピアニスト。

肩書きをみてびっくり、

多くの音楽コンクール第一位、イタリアではもっとも優秀な卒業生にイタリア大統領から与えられる

「イタリア大統領賞シノーポリ賞」受賞。

スペイン、ギリシャ、ドイツ、カナダ、などでもコンクール一位、最高位、2位などの成績を残す国際的にも活躍をされているピアニストでした。




高田さんはラフマニノフを演奏。

彼がホールに現れ、ピアノの前に座ると水を打ったようにしいんと、静かな緊張感が。何かが降りてくるのを待つように、ピアノの前に静かに座り目を閉じて。


呼吸とともに鍵盤に彼の指が踊りだす・・・・


彼の演奏に、何故か涙があふれて止まりませんでした。

ラフマニノフが挫折を味わい、精神的にも病んでいた苦悩のなか、書き上げた曲。

感情が音楽にのって聴き手に届けられたのか。ピアノでこんな風に涙が出たのは初めてでした。

素晴らしい演奏が聴けて感動しました。ますますピアノが好きになりました。


終わったあとはなんともすがすがしい気持ち、おなかも空いたので
みんなで食事をしに市街地へ。


運転をしてもらったので、呑ませていただきました♪

普段セッションで一緒にいても、セッションの時ってけっこう忙しいから

ゆっくり話ができないんだよね。

久しぶりにいろんなことをみんなで話して楽しかったな~~