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去る、8月1日(土)
埼玉県行田市のKocomoさんにて Oliveのライブでした。
ライブを開催させていただくのははじめてのお店でしたが
明るいお人柄のマスターやママさんがとてもよくしてくださって
リラックスして臨むことができました。
一応リーダーなので一番乗り。
準備をしていると、程なくメンバーが集合。
セッティング終わって軽くリハーサルを。
前回のライブからはそんなに間があいていないので、前回やった曲は大丈夫
今回オリジナル曲をもうひとつ入れたので、久しぶりの一曲「Ruby」
2年ぶりくらい?に演奏してみましたが、みなさん音源を聴いてきてくださったので
すぐに感じがつかめました。大好きな曲。嬉しい(*^_^*)
一曲目のインストロメンタルは、有名なボサノバ「イパネマの娘」
パーカッションのリズムがびしっとキマり、美しいサウンドを引き締めます。
少し早めのテンポで。カッコイイ!!
やっぱりオリーブのサウンドは大好き♪
自然にテンション上がります!
お客さんもノリノリで今にも踊り出しそう♪
インストロメンタルの演奏が終わり、ボーカルが入ります。
いつものように、歌の内容をお話しながら
それに絡めてお客さんも巻き込んでの楽しいトーク。
この日はお客さんもよくお話くださったので?音楽トーク番組さながら(謎笑)
楽しい楽しいひとときでした!
お越しくださったお客様、ココモのマスター、ママさん、Oliveメンバーのみんな、
ありがとうございました!(*^_^*)
久しぶりにオリジナルの歌を2曲も演奏させていただいて嬉しかったです。
ちょっと曲の紹介です。音源は公開しておりませんが、そのうちyoutubeにUPしてみたいです。
やりかたがいまいちわからないので、いつになるか・・・(汗)
お聴きになりたいと思ってくださった方は
ぜひ、Oliveのライブにお出かけくださいm(_ _)m
「Ruby」
私が学生時代の頃のことをモチーフにして作った曲。
初恋は終わってしまっても、時が経ちそれがとても良い思い出になったり
今を生きる自分に勇気をくれる、そんな曲です。
高校時代の彼が就職で東京へ行くことになり
私に小さなRubyがついた、銀の指輪をくれました。
その想い出がモチーフとなっています。
初恋は、はかなく終わってしまう事が多いかと思いますが
その時の鮮やかな思い出は、青春時代を過ごしてきた街のなかに
そこかしこに残っていて、時折その時の自分たちの姿を思い出す、そんな事ってありますよね。
心の宝箱にしまった、小さなRubyは
いまでもあたたかく、小さな光を灯してくれています。
「涙の首飾り」
東日本大震災の時に作りました。
被災地である精神科医の先生が、仮設住宅を回って心のケアをしているのを
ある番組で紹介しており
息子さんを津波で亡くされた、あるおばあさんのお宅を訪問した時に
おばあさんが
毎日泣き暮らしている、
もう何も出来ない、したくないと先生におっしゃっていました。
先生は
「あなたは、泣くことが出来るじゃないですか。今はたくさん泣いて、泣いて
涙が枯れるまで泣きなさい。涙がかれる頃には心も少し落ち着いて来ますよ。
そうしたら、息子さんの分もしっかり生きてあげてください。」
その言葉がとても印象的でした。
また、私が子供の頃に何度も図書館に通って読んだ「しずくの首飾り」というお話に出てくる
涙のしずくを集めた首飾りのお話とあわせて歌になりました。
しずくの首飾りというお話は
ある日、産まれたばかりの娘を持つ父親が裏庭の木に上着を引っかけて困っている
北風の神を助けたことから、神様がお礼に赤ん坊に首飾りを授けるというのです。
毎年同じ日に、銀の首飾りに一つしずくを授けて行きます。
それは一粒ずつ違った力をもっています。
それはどんな事があっても外してはいけない、と言って。
子供が大きくなり、学校へ首飾りをして行くようになると、同級生の子が首飾りをぬすんでしまい
その子の親が首飾りを売ってしまったことから、娘は首飾りを探しに行く旅に出かけます。
その旅で出会った人や動物に助けられて、助け、助けられるありがたさを知り
やがてすばらしい人に成長していくお話。
涙の経験を重ねてきた人はその分、ほかの人の悲しみや痛みがわかってあげられると思います。
その涙(経験)を身にまとい、命はさらに輝きを増してゆくのではないでしょうか。
果てしなく続いていく命の輪廻の旅路にある私たちは
そうした経験を重ね、さらに成長しながら魂をより輝かせていくのだと思います。
今はつらくても、生きてほしい、そんな応援歌です。
「涙は幸せの種さ 悲しみは優しい雨
やがてその心にも花が咲くでしょう」~Olive「涙の首飾り」より~
つづく