*安堵できるかどうか…だ。

咽喉に引っ掛かってしまった「魚の小骨」ってなんであんなに不快で厭なものなんでしょうね。
痛いし辛いので兎に角、一刻も早くその小骨を取り去りホッと安堵したいと行動する。
きっとどんな人もそうだろうとも思える。
これは小さな問題ではあるけれど、当人からしたら深刻で不愉快極まりない状況なのでは
ないだろうか？

それと同じように、何故この世にある様々な「魚の小骨」に対して問題意識をしてまたは
自覚して対処できないんだろうか。とフト想った。
問題は取り去る、或いは解決しないといつまでも引っ掛かり、スッキリとしないのだから
真剣に取り組むことが必要だろう。

大きな視点からいうと(さしずめ「骨付き鶏肉の骨」級の引っ掛かり？？)
ズバリ「世界平和」がまだ訪れてはいない。
２０世紀から２１世紀になったらもっと素晴らしい世になるのではと
SF的希望的観測を持っていたのだけれど、見事に打ち砕かれてしまっている。
２１世紀はテロの世紀と不名誉なネーミングがもう概につけられてしまっている。
(情けないったらありゃしない。)

中くらいな視点では、(これは、「鯛の骨」に匹敵するか？)
「インド洋大津波」に代表される「天災」に対する
警戒情報の明晰度というか対処の為の知恵はどうだろう。最大限に意識して
今後に生かされるのだろうか。これまでの経験は役に立たなかったのだろうか？
毎日、犠牲者・行方不明者が増加している。今はもう３０万人を超えてしまい
どなたのご遺体なのか益々、判明不可能の事態に陥っていると聞く。
一日も早く「復興」した彼の地を確認したい。

日本に限定して言うと…(比較論からすると、「鯵の骨」になるのか？)
やはり最優先事項は「拉致被害者問題解決」になるだろうな。
対北朝鮮問題と複雑にリンクしているので一筋縄では行かないだろうなと感じている。
それにしてもだ！なんたる「図々しさ」「開き直り的発言」「問題のすり替え方」
「事実無根な件のでっちあげ」「不誠実さ」なのだろうか！！
…(￣へ￣|||) ウーム…。
拉致被害者問題と同等な程、今、優先したいのは「新潟県中越地震」被害に
逢われた方々の「全ての意味での復興」が掲げられるだろう。
「愛の不足」から勃発してしまっているだろうと想像できる、凶悪犯罪の多発。
加害者の低年齢化、「自分勝手」な人の増加、など荒れ放題な日本列島の状況である。

これらは、放置しておいていいわけないのだ。
刻一刻と時は過ぎるのだから、一日も早い解決をと願い、祈る。
祈るだけではなく、どうしたらいいのか考える、提案する。
そういう「お節介」は素晴らしいと思える。怪我などをしたら
「手当て」をする。この手当てという表現は手を掛けて、心を傾けて問題を解決する事と
云えるのではないだろうか？言い得て妙である。手をこまねいているだけではなく
行動が伴うのだ。そうしないと「怪我」も治らないし、問題も進展がないのだ。


人は毎日のように「魚の小骨」的問題を抱えて日々過ごしている。
それを放置しておくか、取り組むのかはそれぞれの自由なんだけれど、
「小骨」が耐えられなくなるほど重荷に感じたら気分転換が最重要となる。
「安堵」を心か得られるようにしたいものだ。

…中途半端な課題への取り組み方を繰り返す事はいつか自分の心の均衡まで押し潰し
壊してしまいそうなので、できるだけ避けてもらいたいな…と強く思わずにはいられない。
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こちらのしあんくれーる亭に灯りがともった。
賑やかなさざめきが漏れ伝わって来ている。
……。これから私も亭内に入りマスターに
熱くってこくがある「カフェオレ」を注文しようかな…って想ふ。