処感

日々、想うままに綴る言の葉の置き場
My dear Life!

*義経

2005-01-16 21:15:04 | TVドラマ
NHKの新大河ドラマは義経。(原作 宮尾登美子)

先週から始まったばかりだが、常盤役である稲森いずみが儚げで健気な薄幸の姫の役を好演、
幼少の牛若はあの神木隆之介君が無邪気な魅力を振りまいている。
私は源氏と平家の確執について実はその詳細を良く把握しておらず
義経が清盛をかつて「父」と呼び敬慕していた様子を先週この物語で目にし、
正直申して驚いた。悲劇の姫君、常盤が避けられない運命を受け入れた女性の葛藤は
さもありなんと同じ女性として哀しいけれど理解できる気がする。
負けたら一族郎党命を絶たれるのが掟であった当時ではあったが
最愛の夫 義朝から「子供達の命」を託された常盤は自害することも選べなかった。

神木くんというと私には「マルクル」「坊」の印象が強かったけれど、
今回のこの役でまた階段を一つ上ったのではないかしら?と頼もしく思った。

これからが愉しみである。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
わたしも・・・ (ellie)
2005-01-17 09:38:53
今週から観ました。



エルゼさんのおっしゃるとおりの印象を受けました。

常盤の立場・・・昔の女性は、ほんとうに大変な

生き方を強いられたものだと感じ入っていました。

無論、男性も同じだったのでしょうけれども。



そのあとBSでハプスブルク家の映像を見ていましたら、

どこかの皇女が八歳で隣国に嫁いだというシーンが出て、ああ、どこのお国も一緒なのだなあと思いました。



神木君、かわいいですね。

『ムコ殿』ではじめて観て、かなりいいと思い

ましたが、どんどん成長していてまるで母のような

気持ちで観てしまいます。マルクルをやっていた

ときはかなり芸達者に思いましたが・・・・

今後が楽しみな男の子ですね。



返信する
上品さとあどけなさ (eruze)
2005-01-17 23:00:05
神木クンの良さは無邪気さと意識しない上品さ

年齢相応のあどけなさを備えている所です。



可愛いだけとか無邪気なだけの子役は多い

ですが、上品さを無意識に備えている方は

あまりいないかもしれないなと改めて思いました。



義経の幼少期を見事に演じてくれたなと

思います。



>ああ、どこのお国も一緒なのだなあと思いました。



女性は戦利品…の時代に生まれなくて

本当に良かったと思ってしまいますね。

物のように本人の意思に関係なく扱う

男社会にはついゆけまへん(ノ_σ)クスン
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。