*金木犀の薫りがすると…。

秋が本当にやってきたのだと嬉しくなってくる。
季節の変わり目などに、その季節独特の香りや光があって
注意深く見ていると、同じ街であるのに季節が移る毎にその横顔が
ドンドン違って見えてくるようにも感じられ、面白い。
秋になって街がちょっとシックに見えてくるのは
これは完全に私の単なる主観なんだろうけれどね。

何しろ、今年の夏は暑すぎた。
暑くて何も手につかず、体調は崩してしまうし最悪な日々だった。
ROMはできるけれど、一言も言葉が出て来なくて辛かった。
今、思うと体調が悪すぎたのだよね、と納得できる。
辛い時は無理をしない、頑張らない、クヨクヨしない。
それに限る(笑)
「また、良い時も来るわ」と軽く流して、寝てしまおう。
健康のありがたさとか、当たり前であることの尊さって
手にできない状況になって初めて実感できるようだ。
頭でわかっていると思っていても本当にはわかっていない。
辛い日々を過ごして初めて実感できるのであった。

金木犀が薫る時期に、少しづつだけど言葉が戻って来てくれて
嬉しい…。書けることが嬉しく感じられているのが嬉しい。