処感

日々、想うままに綴る言の葉の置き場
My dear Life!

*…。そうか、302年も時間が過ぎたわけね。

2004-12-14 17:41:58 | 社会情勢
302年前の今日、12月14日…赤穂浪士の討ち入りが行われた。
今でも日本人は「忠臣蔵」に惹かれる…志、忠義、義理人情…など現代では失われてしまった
何かがそこにはあるからだと想像できる。


ところで…(T▽T)!話は全く関係ないけれど…。
302年前の一般庶民の子育て事情などは実際どうだったのだろう…。
生活そのものが毎日、重労働で終始していたから子育ては比較論だけれど
「気分転換」になっていたらしい。そりゃそうだわ。
水だって火だって今と違って全部時給自足…。

朝、起きたら竈で火を起こしそれからお釜でご飯を炊いたのだから
時間が掛かっていたんだろうね。
お水だって井戸から汲み上げて土間に溜めて…。

洗濯も当然手洗い…。寒くてもなんでも手がアカギレになっても
味噌を塗りながら忍んだとのことだ…(--;

暖房だってないから、囲炉裏?火鉢?炬燵は何時頃からあったのだろう…。
外気と隔てていたのは障子一枚…雨戸があればマシな方。

そんな厳しい日々の中で、暖かく柔らかい幼子と過ごす時間は至福だったのだろう。
子育てがリクレーションと云っても過言ではないかもしれない。
(子宝…っていうくらいだし(笑))

炊事・洗濯・家事あれこれ…。
これってかなり大変な労力が必要なことだったらしい。
今ではかなり便利な家電製品があるので殆ど苦にはならない。
家事全般でさえ楽々こなせるようになったので主婦は時間を確保し
外へ働きに出られるようになった。

…その中で一番、以前と変わらずに手間暇が掛かるのが
「子育て」だけとなってしまった。
若い母達は核家族で育っているので実際の「子供」をよく知らないまま成長する。
思うようにならない「こども」との生活に「喜び」を見出せる人は幸せ…。
そうではなくて、「苦痛」になったり「負担」に感じてしまう人もいるらしい。
「子育てが難しい…」と感じてしまうと大変だろうなと思う。

…今朝も、悲しい虐待のニュースが流れていた。
また、一人、3歳の幼子が躾と称した虐待を母親から受け入院先の病院で
命を亡くした…。

暗く、先が見えない此の頃の世相の中でも、この「抵抗すらできない人達」への
暴力や虐待の事件ほど見聞きして辛いものはない。

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