どうなるかと心配するより
どうするか に最善を尽そう
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一笑 一少
一怒 一老
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怒りは無智 泣くは修行 笑いは悟り
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この道より我を生かす道なし
この道を ゆく
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真理は寒梅に似たり
敢えて風雪をおかして 開く
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今日のやすらぎは過去の努力にある
明日のやすらぎは今日の努力にある
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自分を良く見せようとすると
言い訳けや 弁解ばかりが多くなる
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春風を以って人に接し
秋霜を以って自ら慎む
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人の一生は重荷を負うて
遠き道を行くがごとし
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行い正しければ
眠り 平らかなり
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過去の苦痛は堪えてきた
現在の苦痛には堪えている
これからの苦痛もきっと堪えられる
・
結果は思わしくなくとも
尽した努力は 力となって
残ってゆく
・
人や社会が何かをしてくれるかではなく
人や社会の為に何をなしうるかである
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今日やらねばいつできる
自分がやらねば誰がやる
作 野口 敏子 氏
「心の健康をとりもどして」
著者/訳者名 : 野口 敏子 著
出版社名 : 文芸社 (ISBN:4-8355-7907-0)
職場にて上記の言の葉たちと出会った。
全部今の私の疲れ気味な心に沁みて来る
言の葉たちの群れで、一息で飲み干してしまった。
餓えていたのだ。心の栄養に飢えていた。
そんな風に感じられた。
病に冒されると自分では無意識に「守り」の
態勢へと本能からかなってゆくのだろう。
時にそれが攻撃的なものへとなったり、
活発な家事活動へと変貌したり(苦笑)
...ステロイドの影響は大きい。
つくづくヒトも動物なのよね と納得。
久し振りに「人間らしい言の葉」と出逢え
とにかく嬉しかった。
特に冒頭の言葉
どうなるかと心配するより
どうするか に最善を尽そう
目にしたとたん、鳥肌立った。同時に
深く共感していた。
・・・おなか一杯(笑