処感

日々、想うままに綴る言の葉の置き場
My dear Life!

*JR福知山線・脱線事故その後…。

2005-04-27 20:31:04 | Weblog
25日の午後に聞いていた話とはかなり違う部分が発覚している。
伊丹駅にて8メートルのオーバーランは実は40メートルだったとの事。
8メートルと40メートルでは違いすぎるが、この虚偽報告をした事情などが
とても気に掛かる。何故だったのだろう?

いずれにしても1分半の遅れを取り戻すべく、取り返しのつかない
大惨事が起こる事については想定もせず電車は狂ったように暴走し、
この度の考えられない程痛ましい最悪な事故を引き起こしてしまった。

この事故で尊い命を奪われた方は現況で95人、推定では100人を超すだろうと
囁かれている…。時間経過と共にこの事故に対する怒りが増す。

命の保障・安全があっての高速運転である事を一番忘れて欲しくないのに、
結果としてどこかにそれを置き忘れてしまっていたJR西日本の姿勢に
疑問と嫌悪を感ずる。「使命すら脱線していた」と指摘されても
仕方ないのではないだろうか。

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4 コメント

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社会が生んだ惨劇 (乃琶)
2005-04-27 20:56:02
えるぜさん、最近JR北海道も不祥事続きで

検査だったかが入っているところです。

オーバーランもあったとか・・・。(__)

今日被害者のお父様という方が、記者の質問か何かで答えていたのですが、「これは社会全体のおごり、歪み、私も含めてあなた方も、こういう社会を作ってしまったことで起きたのだ」というようなことを言っていました。

効率優先、早いこと正確なこと、そう言うことだけを追いかけてきた社会の、歪みが生んだ惨劇だと、私も思いました・・・。私にもとても痛い言葉でした。
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効率優先の結果 (eruze)
2005-04-27 21:52:50
乃琶さんこんばんは、いつもありがとうございます。

JRはここの所不祥事が続いてますね。

…いえ、JRだけでなく社会全体にでした(-_-;)

不祥事だらけで、今回のこの大惨事では「JR!お前もか!」

という感想を持ったのでした。



被害者のお父様の言葉がずっしりと重味を持って

我々に呼び掛けておられますね。

…ええ、効率良く物事を進めたいと思っている私にもとても痛い言葉でした。



仕事をしているとどうしても最優先事項が出て参りますが、

JRでは「どこよりも速く」が売りだったのでしょう。

利用する側も「速いJのはjR」と評価していたと聞きます。

利用者と提供者の需要と供給が一致していたのです。



猛省すべきは我々の社会全体そのものの流れ…。

ですね。
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こちらでも (おーどりー)
2005-04-28 13:13:02
ニュースで流れてます。

たった一分二分の遅れが、

日本では大きな遅れてされてしまう。

その事自体が、やっぱり不気味に映るようですが、

遅れを取り戻そうという心情もまた

理解できなくない日本人の自分がここにいます。



後になって、一番大切なのは安全性であり

人命であると言う事は容易いですが、

誰しもが一分単位の時間にキリキリする日常が

平然とそこにある事も事実なのだと思います。
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NZでも…。 (eruze)
2005-04-29 10:43:36
おーどりーさん、おはようございます。

そうですか…NZでもこの事故報道はなされましたか。



「狭い日本、そんなに慌てて何処へ行く」



上記のような皮肉も聞こえてきそうです。

脱線転覆事故など起こしていては「速さを誇る」も

何も、元も子もございません。



仰る通り



>誰しもが一分単位の時間にキリキリする日常が

>平然とそこにある事も事実なのだと思います。



なのですよね。この事故は電車の運転手一人を

責めて済む問題はないと想います。JR西日本・そして

日本人全体が「効率優先」で動いてきた結果なのかなと

自省と自戒をしつつ思います。





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