今度こそ完済!借金500万円返済日記

三度目の正直で今度こそ借金完済を固く決意。毎月苦しいけれど借金返済状況や、多重債務者の日常生活を綴ります。

歪みの原因 Part2

2020-11-22 22:56:19 | 自己分析

昨夜のうちに続きを書いてしまおうと思ったら、ますます長くなって収集がつかなくなりました・・・。

Part1から続きます。

同期の飲み会やイベントに行くのに苦手意識がついてしまった私は、入社1年後には同期の集まりにはほとんど行かなくなりました。
私以外はとても仲の良い同期だったので、平日は毎日のように飲み会や食事会があったし、土日でも男子数人が車を出してドライブに出かけたりしていました。カップルも何組かできていました。
学生時代も仲のいい何人かで集まって飲みに行ったり旅行したりするのが楽しくて、社会人になってもそういうグループができればいいなぁと思っていただけに同期のグループを外れるのは寂しかったけど、集団の中で嫌な思いをする方が辛かったからです。

女子は見た目は仲良しにふるまっていましたが、男子からはある時からあからさまに攻撃されることが増えました。
一人の男子から飲みの席でいきなり「同期でいちばん偏差値高い高校行ったの俺だから!」と言われ、「どこの学校?」と聞いたのが反感を買ったそうです。どうやらその男子は、「大学はともかく、高校は自分の方が偏差値の高い学校を出ている」ということを言いたかったようですが、私はその男子の出身高校がどこか知らないから聞いたのですが、その場の全員が、私が嫌がらせで言ったと思ったと、後日ほかの女子から聞いてびっくりしました。

このことが数人の男子に反感を買ってしまったようで、「いい気になるなよ」「俺をバカにするな!」と飲み会の席で言われたこともあったし、私がみんなの会話に加わるとあからさまに黙ってしまうことが増えてきました。
ちょうど自分の所属部署でも浮き始めたこともあり、同じ大学出身の先輩に相談してみたことがありました。
先輩は仕事もできるし優しい方だし周りから好かれていたので、私が嫌われる原因は、学歴はただのこじつけで、私自身にあるのではないかと思っていましたが、先輩も同じ道を辿ってきたそうです。
先輩を含め2人の大卒女子は同期の男性から「ババアは飲み会にくるな」と言われて以来、飲み会には不参加だそうです。私はその男性に「●●大卒を鼻にかけるな!」と飲み会の席で言われたことがありました。
かなり男尊女卑な社風であることは入社後すぐにわかりましたが、学歴コンプレックスを持っている男性社員も多かったです。出世していない年配の男性はほぼ高卒、大卒男性はすぐに管理職になるので男性同士の微妙な空気はどの職場でも流れていました。そのとばっちりが女子にも来ているようでした。

他の同級生で同じような目に遭ってる人はいないのかと、仲良しだった数人に聞いてみましたが、同じ目に遭ったり言われたりした人は全然いませんでした。
「そんなに自慢できる大学でもないのにねー、上には上があるんだし。すだちちゃんの会社は大卒がいないの?」というのが主な反応でした。

先輩からは、「絶対に自分から大学を思わせるような話を持ち出さずに、真面目に仕事をしていればわかってくれる人は必ずできるし、新入社員は何かと注目されるから、来年になると嫌味は収まると思うよ。私も周りとうまくやれるようになったのは2年目からだから。」と言ってもらえて少し気持ちが楽になりました。先輩はその後すぐに寿退社したのがとても残念でした。

会社の集まりにはほとんど行かなくなったけど、その反動で、社外のツテを頼って合コンに行ったり、習い事を始めたり、家でくつろぐ時間を充実させるためにインテリアに凝り始めたりと私の浪費が始まりました。
環境を変えたくて引っ越しまでしてしまいました。以前ブログに書いた、別れた彼氏の代わりに借りていたカードローンを初めて使って敷金と礼金を支払いました。

いろいろなものに手を出して、それに多額のお金をかけてきたのは、お気に入りのものに囲まれて過ごしていたいとか、気に入ったものを身に付けていたい、持ち歩きたいといった自分をとにかく甘やかしてあげたい一心でした。自分がいちばんかわいいが故の浪費だったと思います。

改めて、昔を振り返ると、すっかり忘れていた嫌なエピソードがまだまだ思い出されますが、もう20年も前の話のせいか、なんでこんなことに傷ついて、無茶な浪費に走ってしまったんだろうと思います。

今の私ならこのくらいは平然とかわせるかもしれない。若かったからではなく、メンタル弱かったのか情けない気持ちにもなります。
面白くもない飲み会や社内イベントを欠席することで浮いたお金をちゃんとやりくりできていれば、800万円もの借金を抱えることもなかったのに、ほんとバカでした。

Part3へまだまだ続きます。。需要は全くないでしょうが、自分のために振り返りを続けます。

 

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